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Adobe、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」の定例アップデートを公開
3件の脆弱性を修正
(2014/1/15 12:40)
米Adobe Systems Incorporatedは14日(現地時間)、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」の最新版を公開した。今回のバージョンアップは、四半期ごとに実施されている定例アップデート。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB14-01)によると、今回のアップデートではコード実行につながる恐れのあるメモリ破壊の脆弱性(CVE-2014-0493、CVE-2014-0495)と、メモリの解放後使用(use-after-free)の脆弱性(CVE-2014-0496)が修正されているとのこと。
これらの脆弱性はWindows版およびMac OS X版に影響し、深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”。更新プログラムの適用優先度はすべての製品で“1”とされており、一刻も早いアップデートが推奨されている。それぞれの製品バージョンは以下の通り。
- 「Adobe Reader X」v10.1.9(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Reader XI」v11.0.06(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Acrobat X」v10.1.9(Windows/Mac OS X)
- 「Adobe Acrobat XI」v11.0.06(Windows/Mac OS X)
現在、同社のWebサイトから最新版がダウンロードできるほか、アプリケーションに搭載されている自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Reader XI」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Server 2008/7/8/XP x64/Server 2003 x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.06(13/05/14)