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Evernote、「Clearly」「Skitch」を統合した「Evernote Web Clipper」v6を公開

リマインダー機能にも対応、クリップのURLをFacebookやTwitterなどで共有する機能も

「Evernote Web Clipper」v6.0

 米Evernote Corporationは12日(現地時間)、閲覧中のWebページを“Evernote”へ手軽にクリップできる「Google Chrome」用の拡張機能「Evernote Web Clipper」の最新メジャーバージョンアップ版v6.0を公開した。最新版の主な変更点は、「Clearly」と「Skitch」の機能を統合したこと。

 具体的には、Webページから広告やリンク、ナビゲーション用のアイコンなどを省いてシンプルに表示する「Clearly」の機能が、「Evernote Web Clipper」からも利用できるようになった。また「Skitch」の、Webページ上に矢印などの図形や自由線、テキストなどを書き込んだり、選択範囲を切り抜く機能も利用できるようになった。

Webページをシンプルに表示する「Clearly」の機能
Webページ上に矢印などの図形や自由線、テキストなどを書き込む「Skitch」の機能

 さらに、ユーザーインターフェイスも大幅に変更され、「Evernote Web Clipper」のボタンを押すと画面の右側からサイドバーが現れ、このサイドバー上からクリップなどの操作を行えるようになった。また、サイドバー上からクリップの方法を、記事の内容のみや、「Clearly」の機能を利用した表示、ページ全体、URLと概要のみ、現在表示されいる範囲のスクリーンショットから選べるようになった。

 加えて、リマインダー機能にも対応し、Webページをクリップした後に表示されるポップアップ上から通知を表示する日時を設定できるようになった。また、クリップのURLをFacebookやTwitter、メールなどで共有する機能も追加されている。

リマインダー機能に対応
クリップの共有機能

 「Evernote Web Clipper」は、「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版Windows 7上の「Google Chrome」v29.0.1547.66で動作確認した。現在、ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Evernote Web Clipper」
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.0(13/09/12)

(長谷川 正太郎)