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ストアアプリ版「OneNote」に文書・ホワイトボードのカメラスキャンとOCR機能が追加
デザインも刷新され、より使いやすく
(2013/11/26 14:57)
米Microsoft Corporationは25日(現地時間)、Windows ストアアプリ版「OneNote」のアップデートを実施した。バージョンナンバー上は16.0.1601.1018から16.0.1929.1133へという比較的小規模なアップデートとなっているが、変更内容は非常に多岐に渡る。
まず、ユーザーインターフェイスが刷新され、これまでのバージョンに比べノートブック・セクション・ページのリストがコンパクトになった。ページリストにはプレビューが追加されており、内容が簡単に把握できる。また、“最近のノート”欄が設けられ、以前に編集していたページへすばやくアクセスできるようになったほか、[全画面表示]コマンドが追加され、ページの編集に画面全体が利用できるようになっている。
共有機能も改善されている。たとえば、他のアプリケーションで選択したテキストを[共有]チャームを介して「OneNote」へ送信できるようになった(ただし、対応アプリケーションに限る)。また、[共有]チャームからアプリケーションのスクリーンショットを共有する(Windows 8.1の新機能)際に、プレビューが表示されるようになった。
カメラによるドキュメントやホワイトボードのスキャンがサポートされたのも、今回のアップデートの変更点。カメラで撮影する際に“ドキュメント”または“ホワイトボード”モードを選択すれば、テキスト部分を自動認識して、傾き補正やレベル補正を自動で行ってくれる。従来通り無加工で取り込みたい場合は、“写真”モードを選択すればよい。
これに今回追加されたOCR(光学式文字認識)機能を組み合わせれば、撮影した写真からテキストを読み取ってコピー&ペーストしたり、撮影したテキストを検索することが可能。本機能は初期状態で有効化されているが、[設定]チャームのオプション画面から無効化することもできる。
Windows ストアアプリ版「OneNote」は、現在“Windows ストア”から無償でダウンロード可能。ただし、Windows 8.1(RTを含む)専用となっており、Windows 8では利用できないので注意。
ソフトウェア情報
- 「OneNote」Windows ストアアプリ版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 8.1(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 16.0.1929.1133(13/11/25)