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エムソフト、「EmEditor Professional」v14.0.0を正式リリース

複数選択機能の強化、パーセントエンコード・デコードのサポートなど

「EmEditor Professional」v14.0.0

 (株)エムソフトは10日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v14.0.0を公開した。価格4,000円(税込み)のシェアウェアで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。v13を利用中のユーザーには無償アップデートが提供される。試用期間は30日間で、試用後は機能制限のある無償版「EmEditor Free」が個人利用に限り利用可能。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、複数選択機能が強化された。複数箇所のテキストを選択している場合に、その選択位置すべてでカーソルが点滅するようになっている。

 また、パーセントエンコード(URLエンコード)およびデコード機能が追加されたのも本バージョンの改善点。右クリックメニューから選択テキストをエンコード・デコードできるほか、パーセントエンコーディングの部分へマウスカーソルを移動させるとエンコードされたテキストがツールチップで表示される。

テキストを複数選択すると、それぞれの選択位置でカーソルが点滅
パーセントエンコードおよびデコード機能
カーソルのある行を[1行上へ移動][1行下へ移動]させるコマンドが追加

 さらに、カーソルのある行を[1行上へ移動][1行下へ移動]させるコマンドが追加された。それぞれ[Ctrl]+[Shift]+[↑]キー、[Ctrl]+[Shift]+[↓]キーで利用可能で、リストの並べ替えなどのシーンで役立つ。

 なお、本バージョンより開発方針が“高速リリース”へと変更される。“高速リリース”では、メジャーバージョンアップ・マイナーバージョンアップを問わず、そのときどきのニーズに応えた機能追加が随時行われる予定。

 これに伴い、契約形態にも若干の変更がある。4,000円の通常ライセンスを購入すると、メジャーバージョン・マイナーバージョンに関わらず1年間の無償アップデートが受けられる。それ以降のアップデートには、年額2,000円の“保守プラン”の購入が必要。アップデート提供の期間に制限のない永久ライセンスは12,000円で、これは2014年より15,000円へと値上げされる。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012およびXPを除く同64bit版
【ソフト種別】
4,000円(税込み、30日間試用可能。試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
14.0.0(13/12/10)

(柳 英俊)