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Microsoft、オンラインストレージ“SkyDrive”を“OneDrive”へ改称

“Office Web apps”で“OneDrive”上の文書をリアルタイムに共同編集できるように

“OneDrive”(マイクロソフト社提供)

 米Microsoft Corporationは19日(現地時間)、同社の運営するオンラインストレージサービス“SkyDrive”を“OneDrive”へ改称したことを発表した。また、改称を機にいくつかの新機能が追加されている。

 “OneDrive”では、「Microsoft Office」のWebアプリ版“Office Web apps”で“OneDrive”に保存された文書をリアルタイムに共同編集できるようになった。また、友達に“OneDrive”を紹介して友達が利用を開始すると500MBの追加容量がプレゼントされるようになった。追加容量は最大5GBまで追加できる。

 さらに、Android版のクライアントアプリも「OneDrive」へ改称され、カメラで撮影した写真を自動でバックアップする機能が追加された。また、写真の自動バックアップ機能を利用すると、無償で3GBの追加容量がプレゼントされる。

 そのほか、有償の追加容量を購入する際に月払いを選択できるようようなった。

 加えて、“OneDrive”公開を記念して本日中のどこかのタイミングで10万人に1年間使える100GBの追加容量をプレゼントするキャンペーンが実施されるという。詳細は不明だが、応募方法などは“OneDrive”の公式Twitterアカウント“@OneDrive”で告知される模様だ。

 なお、編集部にて確認したところ、18時現在Windowsのデスクトップアプリ版クライアント「SkyDrive」やWindows 8/8.1に標準搭載の「SkyDrive」は改称されていなかったが、正常に利用できた。また、ログインすると改称前のユーザーインターフェイスが表示されたほか、有償の追加容量を購入する際に月払いを選択できなかった。

(長谷川 正太郎)