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“Aura”をサポートした「Opera 21」が正式版に

アドレスバーに完全なURLを表示するオプションが追加

「Opera」v21.0.1432.57

 ノルウェーのOpera Software ASAは6日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新正式版v21.0.1432.57を公開した。現在、同社のWebサイトからWindows版とMac版が無償でダウンロード可能。

 「Opera 21」における最大の変更点は、“Aura”がサポートされたこと。OSがネイティブで提供するウィジェット(ウィンドウやボタンなどのGUI部品)を利用せず、GPUによるハードウェアレンダリングを活用することにより、ユーザーインターフェイスの応答性を高めるとともに、アニメーションをより滑らかに再生できるようになる。また、プラットフォームに依存したコードが排除されることにより、今後のクロスプラットフォーム開発が容易になるというメリットも得られる。

 さらに、“検索・アドレスバーに URL を完全に表示する”オプションが追加された。このオプションを有効にしておくと、アドレスバーで“http://”といったURIスキームが省略されず、完全なURLが表示されるようになる。このオプションは“詳細設定を表示する”を有効にした場合のみ、設定画面に表示される。

“検索・アドレスバーに URL を完全に表示する”オプションが追加

 そのほかにも「Chromium」がv34.0.1847.132へとアップデートされ、サイトの互換性が向上した。また、DPI設定が200%のWindows環境でスケーリング表示が可能となっている。

ソフトウェア情報

「Opera」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows XP以降など(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.0.1432.57(14/05/06)

(柳 英俊)