ニュース

犬マンガ『いとしのムーコ』のかわいいフォント「ムーコフォント」が期間限定公開

作者が書き下ろした作中で“ムーコ”の台詞に使われている字体をフォント化

「ムーコフォント」v1.00

 (株)講談社は5日、雑誌“イブニング”で連載されているみずしな孝之氏作の犬マンガ『いとしのムーコ』で、イヌの“ムーコ”の台詞に使われているフォント「ムーコフォント(Muco-Bold)」を7月4日までの期間限定で無償公開した。Windowsなどに対応するOpenTypeフォントで、現在“イブニング”の公式サイト“モアイ”や本ソフトを制作したManiackers DesignのWebサイトからダウンロードできる。

 『いとしのムーコ』は、イヌの“ムーコ”と飼い主でガラス職人の“こまつさん”の日常を描いたマンガ。“ムーコ”の考えていることは日本語の台詞として表現されるが“こまつさん”は理解できない一方、“こまつさん”の言葉を“ムーコ”は理解しており、一方通行のコミュニケーションによる時に可笑しく、時に切ないすれ違いが描かれる。

 「ムーコフォント(Muco-Bold)」は、作中で“ムーコ”の台詞に使われている字体をフォント化したもの。作者のみずしな孝之氏が書き下ろした字体を、窓の杜でもおなじみのManiackers Designがフォント化している。

 字形は、健気で人間の言葉を理解はするが所詮は犬である“ムーコ”のキャラクターを反映して、丸字系で太く、幼さが感じられるかわいらしいデザインになっている。ひらがな・カタカナ・英数字・一部の記号のほか、“→”などの矢印を入力すると足跡のマークを表示可能。

 なお、本フォントは個人用途や非営利目的でのみ利用でき、商用利用は禁止されているほか、“ムーコ”が嫌がりそうなものへの利用などが禁止されている。詳しい利用規約は同梱の“README_Muco_Font.jpg”や本フォント公開の告知ページを参照してほしい。

ソフトウェア情報

「ムーコフォント(Muco-Bold)」
【著作権者】
みずしな孝之 氏、(株)講談社
【対応OS】
Windowsなど(編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人用途や非営利目的のみ)
【バージョン】
1.00(14/06/05)

(長谷川 正太郎)