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Mozilla、深刻度“最高”の脆弱性3件を修正した「Thunderbird」v24.6.0を公開

リモートコードを実行される危険性などに対処

「Thunderbird」v24.6.0

 Mozillaは10日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v24.6.0を公開した。最新版ではMozillaの基準で深刻度が4段階中最も高い“最高”の脆弱性3件が修正されている。

 重要度“最高”に分類されたのは、メモリの安全性に関する問題やリモートコードの実行を許す可能性に関する問題などで、Thunderbird セキュリティアドバイザリにて詳細が公開されている。

 いずれの脆弱性も初期設定ではJavaScriptが無効にされているため影響を受けないものの、WebブラウザーやWebブラウザーに類似した機能を利用した場合にリスクが生じるという。

 「Thunderbird」は、Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8、64bit版のVista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
24.6.0(14/06/10)

(市川 祐吉)