「fault milestone one」Kickstarterが1万ドルに到達、追加ゴールへ意見募集中

「fault milestone one」

　現在Kickstarterにて実施されている、ファンタジー系アドベンチャーノベルゲーム「fault milestone one」のクラウドファンディングの支援総額が26日に10,000米ドル（執筆時現在のレートで約100万円）へと到達した。

　本クラウドファンディングは、日本の同人ゲームサークルALICE IN DISSONANCEが2013年にリリースしたノベルゲーム「fault milestone one」の英語化およびCG等の追加、リファインを目的としたもの。

　19日に開始され、当初5,000米ドルの調達を目標としていたが、これは早々に達成。7,000米ドルでAndroid移植、10,000米ドルでデジタルアートブックの制作というストレッチゴール（支援総額に応じた追加の実装目標）が設定されたが、これらも達成されたことになる。

　これに伴い、本クラウドファンディングの更新を伝えるページでは、新たなストレッチゴールとして3つの案が提示されており、どれを優先するか支援者からの意見が募集中となっている。案の内容は以下の通り。

• PlayStation Mobile（PlayStation VitaやAndroid端末向けのゲーム配信サービス。インディー開発者も審査のもとゲームを配信できる）によるPlayStation Vita版（3,000～5,000米ドルの追加支援が必要）
• 実書籍版のアートブック。デジタル版と同様の24ページに加え、新作の短編小説やイラストを含む12ページが含まれる（3,000～5,000米ドルの追加支援が必要）
• 「fault milestone one」の前日譚、主人公の一人“リトナ”が“セルフィーネ姫”の護衛に任命されるまでの話を描いた完全新作のノベルゲーム「fault - SILENCE THE PEDANT」の制作。ボリュームは「fault milestone one」と同程度になるという（10,000米ドルの追加支援が必要）

　また、同ページでは「fault milestone one」に追加されるCGのラフも公開されている。