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「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」にセキュリティアップデート
CVE番号ベースで3件の脆弱性が修正。「Google Chrome」安定版v38.0.2125.104も
(2014/10/15 14:39)
米Adobe Systems Incorporatedは14日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の最新版を公開した。本バージョンでは、CVE番号ベースで3件の脆弱性が修正されている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB14-22)によると、脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中上から最高の“Critical”。同社は更新プログラムの適用優先度をLinux版以外の「Adobe Flash Player」でとくに“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”と定め、以下の最新版へのアップデートを勧めている。
- 「Flash Player」デスクトップランタイム(WindowsおよびMac OS X):v15.0.0.189
- 「Flash Player」延長サポートリリース:v13.0.0.250
- 「Flash Player」Linux版:v11.2.202.411
- 「AIR」デスクトップランタイム(WindowsおよびMac OS X):v15.0.0.293
「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」のデスクトップランタイムは、現在同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。延長サポート版は何らかの理由で「Adobe Flash Player 15」を導入することが困難な環境を対象としたバージョンで、「Adobe Flash Player」のヘルプページからダウンロード可能。
一方、「Internet Explorer 10(Windows 8)」「Internet Explorer 11(Windows 8.1)」用の「Flash Player」最新版は“Windows Update”を通じて提供される。「Google Chrome」用の最新版は同日公開された「Google Chrome」v38.0.2125.104に同梱されている。バージョンはいずれもデスクトップランタイム版と同じv15.0.0.189。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/Server 2008/7/8/8.1および64bit版の7/8/Server 2012/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0.0.189(14/10/14)
- 「Adobe AIR」Windows向けデスクトップランタイム
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2008/7/8および64bit版を含むVista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0.0.293(14/10/14)