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“CSS filter”がデフォルトで有効になった「Firefox 35」のベータ版
“HTTP Public Key Pinning Extension”を実装
(2014/12/8 16:41)
Mozillaは4日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 35」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。
「Firefox 35」では、CSSを使ってぼかしや輝度の調整といったフィルターを適用できる“CSS filter”がデフォルトで有効化された。また、不正なSSL証明書を見破るための仕組み“公開鍵のピンニング”を拡張し、Webブラウザーにデフォルトで登録されていないWebサーバーのSSL証明書も検証できるようにした“HTTP Public Key Pinning Extension”が実装されたほか、Webページに含まれる各要素のパフォーマンスを測定できる“Resource Timing API”に対応している。
そのほか、Webブラウザーのみでビデオチャットやボイスチャットができる“Firefox Hello”で、チャットルームを作成できるようになったとのこと。しかし、編集部で試用したところ“Firefox Hello”が正常に動作しなくなっていた。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」Windows向けベータ
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 35.0beta(14/12/04)