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モダンなファイヤーウォール&ネットワークモニター「GlassWire」がアップデート

高DPI環境への対応や通知機能の強化といった改善が盛り込まれる

「GlassWire」v1.0.38b

 モダンなデザインが使いやすいファイヤーウォール兼ネットワークモニターツール「GlassWire」の最新版v1.0.38bが、19日に公開された。64bit版を含むWindows 7/8に対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「GlassWire」は、アプリケーションが行うネットワーク通信を監視して、そのネットワークアクティビティをわかりやすくグラフ表示してくれるツール。新しいアプリケーションの接続や接続設定の変更を通知したり、ブロックする機能なども備える。ネットワーク帯域を浪費しているアプリケーションを特定したり、アプリケーションが不審な通信を行っていないかチェックするのに役立つ。

 今回のアップデートでは高DPI環境への対応が施されたほか、DNS設定の変更が通知された際に、必要があればより詳細な情報へアクセスできるようになった。また、デスクトップ通知機能をより柔軟にカスタマイズできるようになったのも大きな改善。[設定]ダイアログの[セキュリティ]タブにあるイベントにデスクトップ通知を行うかどうかのオプションが追加されており、特定のイベントのみデスクトップへ通知しないようにするといった運用が行える。

DNS設定の変更。より詳細な情報へアクセスすることも
デスクトップ通知機能をより柔軟にカスタマイズできるように
UIを日本語化することも可能

 そのほかにも、スペイン語・ポルトガル語・韓国語の言語設定が追加された。本ソフトは前バージョンで日本語にも対応しており、メインメニューの[言語]オプションで[日本語]を選択すると、ユーザーインターフェイスを日本語化することが可能。なお、言語の変更を適用するには「GlassWire」の再起動が必要となる。

ソフトウェア情報

「GlassWire」
【著作権者】
GlassWire
【対応OS】
Windows 7/8(64bit版を含む、編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.38b(15/02/19)

(樽井 秀人)