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「Windows 10」に標準搭載される新しい「音楽」「ビデオ」がプレビュー版として公開

あらゆる“Windows 10”端末で利用できるユニバーサルアプリに

「Windows 10 Technical Preview」に搭載されているベータ版「ストア」アプリからインストール可能

 米Microsoft Corporationは3月31日(現地時間)、次期OS「Windows 10」に標準搭載される予定の新しい「音楽」アプリと「ビデオ」アプリを初期プレビュー版として公開した。現在、「Windows 10 Technical Preview」に搭載されているベータ版の「ストア」(背景がグレーのタイル)からインストール可能。

 「Windows 10」の「音楽」「ビデオ」は、スマートフォンやゲーム機(Xbox)を含むあらゆる“Windows 10”端末で利用できるユニバーサルアプリとして新規に開発されており、どの端末でも同じ使い勝手で、シームレスに切り替えながら使えるようになる。また、“Xbox”で購入したコンテンツも“OneDrive”も保存したコンテンツも関わりなく、一つのアプリで楽しめるようになる。

 初期プレビュー版の「音楽」アプリでは、音楽ライブラリの閲覧と再生に加え、プレイリストの作成がサポートされる。今後も随時アップデートされるとのことで、ダークテーマの追加、コンパクトモードのサポート、右クリックメニューの追加や[戻る]ボタンによるナビゲーションの改善などが予定されているという。

 一方、「ビデオ」アプリではMKV形式を含む動画ファイルの再生をサポート。“Xbox Video”で購入したムービーやテレビ番組も楽しめる。今後はテレビ番組をオフラインで再生するためのダウンロード機能の追加、検索機能の改善、映画のレビューやキャスト情報の表示などに対応していくとのこと。

「音楽のプレビュー」
「ビデオのプレビュー」

 なお、プレビュー版「音楽」「ビデオ」はまだコンテンツの購入には対応していないので注意。現行版の「ストア」(背景が緑のタイル)から入手できる古いWindows 8.1用の「音楽」「ビデオ」が併用できるので、代わりにそちらを利用する必要がある。

(樽井 秀人)