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サイドバー拡張機能をサポートした「Opera 30」がベータ版に

“タブサイクル”に対応したほか、新しいタブメニューを搭載

「Opera beta」v30.0.1835.18

 ノルウェーのOpera Software ASAは5日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新ベータ版「Opera beta」v30.0.1835.18を公開した。本ベータ版では、待望のサイドバー拡張機能が利用できるようになっている。

 サイドバー拡張機能を利用すると、ブラウザー画面右側にさまざまな機能を追加することが可能。横幅に余裕のあるワイドモニターなどでは特に、空きスペースを有効活用できて便利だ。また、不要な場合はメインメニューの[エクステンション]-[サイドバー]項目や、[Ctrl]+[Shift]+[S]キーで素早く開閉することもできる。

 サイドバー拡張機能は、Opera向けの拡張機能ライブラリ“Opera アドオン”からダウンロード可能(「Opera beta」で閲覧する必要あり)。これを機に、お気に入りの拡張機能を探してみてほしい。

サイドバー拡張機能に対応

 そのほかにも、タブ操作でいくつかの改善が盛り込まれた。

 たとえば、数字キーでタブを切り替える「Opera」伝統の機能“タブサイクル”がサポートされた。「Opera 30」の“タブサイクル”機能では、[Ctrl]+[Tab]キーで最近利用した順にタブを切り替えられる。さらに、タブの表示順に切り替えたい場合は、[Ctrl]+[1]または[2]キーが利用可能。設定画面の[タブを最近使用した順番で循環する]オプションをOFFにすれば、[Ctrl]+[Tab]キーでもタブの表示順に切り替えられる。

[Ctrl]+[Tab]キーで最近利用した順にタブを切り替え。タブの並び順とタブメニューにおけるタブの表示順序が異なる点に注目
設定画面の[タブを最近使用した順番で循環する]オプションをOFFにすれば、[Ctrl]+[Tab]キーでもタブの表示順に切り替えられる
タブメニューも拡張

 また、タブメニューも拡張された。新しいタブメニューには最近閉じたタブの履歴も折り畳み表示されており、誤って閉じてしまったタブを簡単に復元することができる。また、タブの同期機能が有効であれば、他のデバイスで開いているタブにもアクセス可能。

ソフトウェア情報

「Opera beta」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
30.0.1835.18(15/05/05)

(樽井 秀人)