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ブックマークのフォルダーをツリー表示可能になった「Opera 32」のベータ版

Opera アカウントによってパスワードの同期も可能に

「Opera beta」v32.0.1948.4

 ノルウェーのOpera Software ASAは13日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新ベータ版「Opera beta」v32.0.1948.4を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Opera 32」では、ブックマークのフォルダーをツリー表示可能になった。オムニバー右のハート型ボタンからブックマークの登録などを行う場合や、ブックマークの管理画面を表示した際にブックマークのフォルダー構造をツリー状に表示できる。ブックマークの管理画面を開いた際は、左ペインに並ぶブックマークのフォルダーを選択すると、フォルダー内のブックマークが右ペインに表示される仕組み。

ブックマークの登録時
ブックマーク管理画面

 また、“Opera アカウント”で、Webサイトのパスワードを同期可能になった。同期の詳細設定画面で[パスワード]のチェックボックスにチェックを入れることでパスワードが同期の対象になる。なお、現時点ではパスワードを同期可能なのは「Opera 32」同士の場合のみ。

 パスワードの同期は“Opera アカウント”へログインするだけでも可能だが、マスターパスワードを設定しておくことでより安全に利用できる。同期の詳細設定画面で[暗号化のオプション]の[同期したパスワードを自分の同期パスフレーズで暗号化する]ラジオボタンを選択すると、パスフレーズの入力が求められるので、2度パスフレーズを入力しておくことでマスターパスワードを設定可能だ。

マスターパスワードで同期するデータを暗号化可能
マスターパスワードを設定してから別端末で“Opera アカウント”にログインした場合

ソフトウェア情報

「Opera beta」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
32.0.1948.4(15/08/13)

(市川 祐吉)