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GitHub、テキストエディター「Atom」v1.1.0の正式版を公開。v1.2のベータ版も

文字の幅を測定する方法を見直してパフォーマンス改善。合字や可変幅フォントにも対応

「Atom」v1.1.0

 米GitHub Inc.は10月29日(現地時間)、オープンソースのテキストエディター「Atom」の最新正式版v1.1.0を公開した。Windows/Linux/Macに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 v1.0.0でセマンティックな(意味付けされた)バージョンナンバリングを採用して以降初めてのアップデートとなる本バージョンでは、文字の幅を測定する方法を見直したことでパフォーマンスが改善。「monoid」「FiraCode」「Hasklig」といった合字(リガチャー:複数の文字を合成して一文字にすること)を含むフォントがサポートされたほか、可変幅フォントが利用できるようになった。

 そのほかにも、あいまい検索への対応やMarkdownプレビューにおけるテーマのサポートをはじめとするさまざまな機能改善が盛り込まれている。

 なお、同日付けで「Atom」v1.2.0のベータ版もリリースされている。本ベータ版ではCJK(中国語・日本語・朝鮮語)文字列のワードラップ(折り返し)がサポートされるという。

ソフトウェア情報

「Atom」Windows版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.0(15/10/29)

(樽井 秀人)