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「.NET Framework 4.6.2 Preview」が公開。デスクトップアプリのUWP変換をサポート
“ClickOnce”や暗号化関連APIの強化、WPFの“Per-Monitor DPI”対応も
(2016/3/31 14:56)
米Microsoft Corporationは30日(現地時間)、アプリケーション実行環境「.NET Framework」の次期バージョン「.NET Framework 4.6.2」のプレビュー版を公開した。本バージョンは「.NET Framework 4」以降に対するインプレース更新で、さまざまな改善が盛り込まれている。
たとえば、アプリケーションを配置・更新する技術“ClickOnce”でTLS 1.1/1.2がサポートされた。この変更はWindows 7以降の「.NET Framework 4.5.2」「.NET Framework 4.6」「.NET Framework 4.6.1」に対しても4月に導入される予定。
また、Windows デスクトップアプリを“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”アプリへと変換できるようになる。これは“Project Centennial”と呼ばれていた技術で、既存のコードベースをUWPへ移植するブリッジとして働く。
そのほかにも、暗号化関連のAPIが強化。WPFではソフトキーボード対応が改善されたほか、“Per-Monitor DPI”(解像度の異なるマルチモニター環境下で各モニターの設定に応じたスケーリングを行う機能)がサポートされているという。
「.NET Framework 4.6.2」はWindows 7/Server 2008 R2以降に対応しており、現在同社のダウンロードセンターから無償でダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft .NET Framework 4.6.2 Preview」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/Server 2008 R2/Server 2012/8.1/Server 2012 R2/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.6.2(16/03/22)