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Androidの盗難防止機能、ブラジルではひったくり検知と遠隔ロックが既定有効

Googleが最近実施されたAndroidの盗難対策を紹介

公式ブログ「Google Online Security Blog」

 米Googleは1月27日(現地時間)、公式ブログ「Google Online Security Blog」で、「New Android Theft Protection Feature Updates: Smarter, Stronger」と題する記事を公開した。最近実施されたAndroidデバイスの盗難対策が紹介されている。

 「Android 16」以降では認証機能が強化されており、認証の失敗を繰り返すと自動でデバイスをロックして使えないようにする「認証失敗時のロック」(Failed Authentication Lock)がON/OFFできるようになった。

「認証失敗時のロック」(Failed Authentication Lock)がON/OFFできるように

 また、2025年初頭から「Android 15」以降で導入されているアイデンティティチェック(Identity Check)の適用範囲も拡大された。これはデバイスが自宅や職場といった『信頼できる場所』の外にデバイスがあると判断された場合に、生体認証で本人確認を実施するセーフガード機能。2025年後半より、このセーフガード機能はAndroid生体認証プロンプトを使用するすべての機能やアプリが対象となっている。

 そのほかにも、画面ロックの解除に失敗した場合のロックアウト時間を延ばし、泥棒がデバイスのPIN(暗証番号)を推測しにくくする取り組みを実施している(ただし、好奇心旺盛な子どもが画面ロックを解除しようとして誤ってロックアウトされる事故を防止するため、同一の誤入力は再挑戦の回数にカウントされない)。

盗難保護の設定は、[セキュリティとプライバシー]-[デバイスのロック解除]設定ページからアクセス可能。設定の検索機能を活用するのがおすすめ

 さらに回復ツールの強化(「Android 10」以降)、Webブラウザーからのリモートロック(android.com/lock)といった改善も実施されているとのこと。

 加えて、Androidデバイスの盗難が非常に多いブラジルでは、以下の2つの盗難防止機能が既定で有効化される。

  • 盗難検知ロック。デバイス上のAIを活用し、ひったくりを検知するとデバイスをロックする
  • ユーザーがリモートロックを事前に有効化していなくても、「android.com/lock」からデバイスをロックできる

 「盗難検知ロック」や「リモートロック」は日本でも利用できるので、興味のあるユーザーは設定画面を確認するとよいだろう。治安に不安のある場所へ出かける際にも活用したい。