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コマンドパレットのローカライズ問題を解消した「Visual Studio Code」v1.1.0
最後に閉じたタブを開き直す機能や、ペインをすばやく最適幅へリサイズする機能なども
(2016/5/10 16:42)
米Microsoft Corporationは9日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Visual Studio Code」の最新版v1.1.0を正式公開した。Windows/Mac/Linuxに対応するクロスプラットフォーム対応ソフトで、現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows/Mac版を利用している場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
「Visual Studio Code」は、ElectronやTypeScriptといった技術で開発されたWeb開発者向けのテキストエディター。効率的で強力なデバッグ機能や、ビルトインの「Git」サポートなどが特徴で、月1回のペースでアップデートが提供されている。
最初の正式版であるv1.0.0がリリースされて以降、初めてとなる今回の月例アップデートでは、境界のダブルクリックでペインを適切にリサイズする機能が追加された。たとえばエクスプローラーペインの境界をクリックすると、ファイル名の幅に合わせてペインがリサイズされる。また、エディター画面を複数開いている場合に、その間の境界をダブルクリックすれば、エディター画面の幅が均等になるようにリサイズすることも可能。この機能は検索ペインや「Git」のペイン、デバッグペインでも利用可能で、簡単に最小幅へペインをリサイズできて便利だ。
そのほかにも[Ctrl]+[Shift]+[T]キーで最後に閉じたタブを再び開く機能などが追加。デバッグ機能の強化や拡張機能関連の改善も盛り込まれた。また、v1.0.0で問題となっていたコマンドパレットのコマンドが過度にローカライズされて使いにくくなっていた問題も解消されている。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.0(16/05/09)