レビュー
Windows 10の「Windows フォト ビューアー」を復活「Restore Windows Photo Viewer」
使い慣れた「Windows フォト ビューアー」で画像をプレビューしたいユーザーに
2016年10月11日 06:00
「Restore Windows Photo Viewer」は、Windows 8/10でも「Windows フォト ビューアー」を利用できるようにするソフト。Windows 8/8.1/10に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
長らくシステム標準の画像ビューワーとして親しまれてきた「Windows フォト ビューアー」だが、Windows 8以降は利用できず、代わりにストアアプリの「フォト」を利用することになっている。最近Windows 10を使い始めたユーザーのなかには、使い慣れた「Windows フォト ビューアー」が見つからなくてビックリした人もいるのではないだろうか。
実はWindows 10にも「Windows フォト ビューアー」が搭載されており、一部画像形式には「Windows フォト ビューアー」が関連付けられている。しかし、JPEG形式やPNG形式の画像ファイルを閲覧するために利用するには煩雑なレジストリの編集が必要で、上級者でないとハードルは高い。
そこで開発されたのが「Restore Windows Photo Viewer」だ。本ソフトを利用すると、GUIでWindows 10の「Windows フォト ビューアー」を復活させ、主要な画像形式に関連付けることができる。
利用方法は簡単で、メイン画面にある[Restore Windows Photo Viewer]ボタンを押すだけだ。基本的には初期設定のままで問題はないが、特定の画像フォーマットは今まで通り「フォト」で開きたい場合や、関連付け処理の影響を現在ログインしているユーザーへ限定したい場合は、オプションを変更することで対応することができる。
処理が完了したら、「設定」アプリの[システム]-[既定のアプリ]欄にある“フォト ビューアー”を変更してみよう。「Windows フォト ビューアー」が選択できるようになっているはずだ。
なお、元の状態へ戻したい場合は[Keep using Photo App]ボタンを押せばよい。
ソフトウェア情報
- 「Restore Windows Photo Viewer」
- 【著作権者】
- Authorsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2