レビュー
SDカードやUSBメモリなどから失われたファイルを復元「USBメモリ復旧」
親切でわかりやすいウィザード画面で初心者にも扱いやすい
2017年1月16日 00:00
「USBメモリ復旧」は、誤ってリムーバブルメディアから削除したファイルを復旧できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、SDカードやUSBメモリ、CF(コンパクトフラッシュ)カードなど、OSでリムーバブルストレージと認識されるメモリカードに対応したデータ復旧ツール。ファイルシステムはメモリカードで利用されることの多いFAT/exFATがサポートされており、誤ってフォーマット(初期化)または削除して失われたり、フォーマットエラーやマウントエラーで読めなくなってしまったデータを復元することができる。
本ソフトの魅力は、親切でわかりやすいウィザード画面が用意されていること。案内に従って操作を進めるだけで、データ復旧の処理を完了することができる。ステップの数もわずか3つとシンプルで、初心者でも難なく操作できるだろう。
利用するには、まずメモリカードを接続した状態で本ソフトを起動する。すると、画面にメモリカードの一覧が表示されるので、データをスキャンしたいカードを選択して[次へ]ボタンを押し、スキャン処理を開始しよう。
スキャン処理が完了すると、見付かったファイルがパーティションごとにツリー形式で表示されるので、検索ボックスやファイルのプレビュー機能などを活用しながら、復元したいファイルを特定し、チェックボックスをONにしていこう。[選択した項目を保存する]ボタンを押して、保存先を指定すれば、選択したファイルが復元・保存されるはずだ。
なお、保存したファイルが破損していたり、開けなかったり、文字化けしている場合は、メモリーの物理的な損傷が原因として考えられる。その場合は、残念ながら本ソフトで復旧することはできない。
ソフトウェア情報
- 「USBメモリ復旧」
- 【著作権者】
- (株)LIVEDATA
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.9.2
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