レビュー

“資格情報マネージャー”に保存されているログイン情報を一覧「VaultPasswordView」

「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」で保存したパスワードを閲覧できる

「VaultPasswordView」v1.05

 「VaultPasswordView」は、Windowsに保存されている資格情報(ログインに利用するIDやパスワード)を一覧表示できるツール。64bit版を含むWindows 7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

“資格情報マネージャー”

 OSの“Windows Vault(資格情報マネージャー)”に保存されているログイン情報を一覧表示できるシンプルなツール。“資格情報マネージャー”には「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」、「Windows メール」などで保存したログイン情報が格納されており、それらを手軽に取得したい場合に役立つ。

 ただし、これらのソフトでログイン情報の保存に“資格情報マネージャー”を利用しているのはWindows 8以降のOSのみとなっているので注意。本ソフトの動作そのものはWindows 7でも可能だが、用途はWindows 8以降の環境のデータを復旧したい場合などに限られるだろう。また、64bit環境では64bit版の「VaultPasswordView」を利用する必要がある点にも注意したい。

起動時にあらわれるオプションダイアログ

 本ソフトを起動すると、まず“資格情報マネージャー”のデータを復号するために必要な情報を入力するダイアログが現れる。現在ログインしているユーザーのデータを取得したいだけであれば、一番上のプルダウンメニューを切り替えて[OK]ボタンを押し、本ソフトを管理者権限で起動しよう(Elevation)。その他のデータを閲覧したい場合は、各種データの保存先やWindowsのパスワードを入力する必要がある。

プロパティ画面

 データの復号に成功すると、“資格情報マネージャー”に保存されているログイン情報がリストビューへ表示される。このリストビューではアイテムの名前、ユーザー(多くの場合はID)、値(復号されたパスワード)、変更日時、タイプ(ログイン情報を保存したソフト名など)が取得可能。列をダブルクリックすれば、プロパティ画面で情報を一覧することもできる。

 そのほかにも、取得したデータをクリップボードへコピーしたり、レポートとして出力する機能を搭載。インストール不要のポータブルアプリとなっているので、USBメモリなどに入れておけば役に立つこともあるだろう。

ソフトウェア情報

「VaultPasswordView」
【著作権者】
Nir Sofer 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.05

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