レビュー
サーバーの稼働状態をタスクトレイで監視「neticon」 ~複数起動、アイコンの指定も可
コマンドラインでシンプル&手軽に使える
2017年9月14日 06:00
「neticon」は、サーバーの稼働状態をタスクトレイで監視するためのツール。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。
定期的にサーバーの死活をチェックして、その状態をタスクトイレアイコンで確認できるようにするコマンドラインツール。たとえば“窓の杜”をチェックしたい場合は、「コマンド プロンプト」で
neticon.exe http://forest.watch.impress.co.jp/
を実行する。すると、タスクトレイにサーバーの死活を通知するためのアイコンが追加される。ポートを指定したり、監視間隔を指定することも可能だ(以下は90秒間隔で80番ポートを監視する例)。
neticon.exe http://forest.watch.impress.co.jp/:80@90
毎回コマンドを入力するのは面倒なので、ショートカットを作成しておくとよいだろう。スタートアップフォルダー([Windows]+[R]キーを押して“shell:startup”と入力すればアクセス可能)に置いておけば、OSの起動時に自動実行できるので便利だ。
さらに、本ソフトはコマンドを複数回実行して、いくつものサーバーを同時に監視することも可能。複数のサーバーを監視する際は、標準アイコンが並んでいるとどのアイコンがどのサーバーを指しているのかがわかりにくくなるので、自分でアイコンを用意して指定するとよいだろう(以下は“madonomori.ico”を「neticon」と同じフォルダーに置いて読み込んだ例)。
neticon.exe http://forest.watch.impress.co.jp/:80@90 madonomori.ico
アイコンのインデックス値を指定することもできるので、“shell32.dll”など、複数のアイコンを含むリソースを利用することも可能だ(たとえばコマンド末尾に“shell32.dll 3”を追加するとフォルダーアイコンになる)。
ソフトウェア情報
- 「neticon」
- 【著作権者】
- 道化師 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作を確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.07.000(17/09/01)