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AIのデータアクセスを簡単にする新標準「MCP」の入門書が登場 ~大バズりしたスライドを書籍化

AIエージェント時代の標準規格の基本をていねいに解説

『やさしいMCP入門』

 (株)秀和システムは、書籍『やさしいMCP入門』(著:御田 稔、大坪 悠)を7月1日に発売する。価格は1,760円。Amazon等のオンラインサイトにて予約販売を開始している。

 本書は、米Anthropicが発表した規格「MCP(モデル コンテキスト プロトコル)」を解説した入門書。AIアプリが外部サービスへアクセスするためのプロトコルのことで、2024年11月に発表されるとわずか半年でトレンドワードとなり、GoogleやMicrosoftなどのビッグテックも注目する存在となった。

 IT系の技術者でない人にとってはピンと来づらい部分があるかもしれない「MCP」について、本書は、筆者らが正しい概念や最新情報をまとめて作成・公開したスライドをもとに、その内容を充実・アップデートし、多くの図解を盛り込んで書籍化したものとなる。読者が手を動かしてMCPに触れて試せるよう、ハンズオンの手引きも含めている。

やさしい図解を盛り込んで書籍化

目次

  • Chapter 1 MCPとは
  • Chapter 2 MCPの仕組み
  • Chapter 3 MCPを実際に触ってみよう
  • Chapter 4 MCP対応クライアント紹介
  • Chapter 5 MCPサーバー紹介
  • Chapter 6 MCPサーバー紹介(開発者向け)
  • Chapter 7 MCPがもたらすビジネスインパクト
  • Chapter 8 MCPの展望と今後の発展
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