ニュース

「Firefox 151」が正式版に、新規タブ「Firefox Home」が刷新、PDFの結合にも対応

脆弱性の修正はCVE番号ベースで31件

「Firefox」v151.0

 Mozillaは5月19日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v151.0をリリースチャネルで公開した。メジャーバージョンアップとなる「Firefox 151」では、新規タブページ「Firefox Home」を刷新。天気のウィジェットや新しい壁紙などが導入された。編集部では確認できなかったがニュース機能も統合されるようで、「Firefox 152」にかけて順次リリースされる。

新規タブページ「Firefox Home」が刷新(リリースノートより引用)
新しい壁紙なども

 また、プライベートブラウジングモードには炎アイコンの[プライベートセッション終了]ボタンが追加された。このボタンを押せば、わざわざウィンドウを閉じなくても現在のセッションを削除、データを削除して新たなプライベートブラウジングセッションを開始できる。

プライベートブラウジングモードには炎アイコンの[プライベートセッション終了]ボタンが追加(編集部未確認/画像はリリースノートより引用)

 そのほかの新機能は、以下の通り。

  • 強化型トラッキング防止機能(ETP)の「標準」モードでフィンガープリント(オンラインアクティビティの追跡に悪用できるデータを合成する手法)防止機能を改善。サイトをまたいだトラッキングがより困難になった。一般的なフィンガープリントによる追跡で一意に特定可能なユーザー数は平均約14%、macOSでは約4%にまで減少
  • PDFビューワーで他のPDFドキュメントを結合できるように
  • アプリケーションメニュー(ツールバー右端のボタン)の[その他のツール]項目から翻訳機能(about:translations)にアクセスできるように
  • ローカルのFirefoxプロファイルバックアップがLinuxに対応。これまではWindowsのみだった
  • macOS版「Firefox」でWebページのドロップダウンメニューをOSネイティブのものに。視覚的統一感が改善
  • オランダユーザー向けにアドレス自動入力を提供
  • 「Firefox」の内蔵VPNで閲覧場所(国)を選択できるように。一部の環境から段階的に展開される
PDFビューワーで他のPDFドキュメントを結合できるように

セキュリティ関連の修正

 セキュリティ関連の修正は、CVE番号ベースで31件。

 深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中2番目の「High」が6件、3番目の「Moderate」が12件、最低の「Low」が13件となっている。任意コードの実行につながりうるメモリ破損などが対策されているので、できるだけ早いアップデートをお勧めする。

 また、企業向けの延長サポート版「Firefox ESR」や「Thunderbird」でもセキュリティ修正が行われているので、利用中の場合は更新を怠らないようにしたい。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。