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クラウド型オフィスアプリ「WPS Cloud」に電子帳簿保存法対応のタイムスタンプ機能が追加

PDF編集ツールで時刻認証局(TSA)発行の認定タイムスタンプを付加できるように

クラウド型オフィスアプリ「WPS Cloud」に電子帳簿保存法対応のタイムスタンプ機能が追加

 キングソフト(株)は6月19日、同社製クラウド型オフィスアプリの個人版「WPS Cloud」および法人版「WPS Cloud Pro」に電子帳簿保存法に対応したタイムスタンプ機能を追加したと発表した。

 「WPS Cloud」は、文書作成、表計算、スライド作成、PDF編集・変換ツール、オンラインストレージを備えるクラウド型オフィス統合環境。Webアプリだけであれば無料で使え個人向けであれば年額4,560円などで、20GBのストレージとローカルアプリも利用できる。本格的なPDF編集機能を備えており、テキストの編集、画像や手書き線の追加、ファイル分割・結合・ページ順変更、暗号化、署名の追加などが可能だ。

 今回のアップデートで追加されたタイムスタンプ機能はPDF編集ツールから利用でき、電子帳簿保存法で定められた時刻認証局が発行する認定タイムスタンプをPDFに付加できる。ただし、タイムスタンプ機能を利用するには、アマノセキュアジャパンの提供するタイムスタンプ発行サービスの契約が必要となり、別途料金が発生する。

タイムスタンプ機能

 タイムスタンプの陰影は丸型・角型から選択できるほか、データだけ付与して陰影を付加しないことも可能。また、タイムスタンプとして付加されたデータを確認する機能も備える。

タイムスタンプとして付加されたデータを確認可能