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キングソフトの統合オフィス環境「WPS Office 2」にPDF編集機能が初搭載

「WPS Office 2 PDF Plus」が販売開始

キングソフト、「WPS Office 2 PDF Plus」を販売開始

 キングソフト(株)は、PDF編集機能付きオフィスソフト「WPS Office 2 PDF Plus」を6月9日から販売開始した。ラインナップはPOSA版・ダウンロードカード版・ダウンロード版の3形態から選択可能で、価格は全形態共通で9,480円。1ライセンスで合計3デバイス(Windows PC 1台、スマホ・タブレット2台)が利用でき、Windows 10/11に対応している。

 本製品は、統合オフィス環境「WPS Office 2」シリーズの「WPS Office 2 Gold Edition」の後継製品。文書作成・スライド作成・表計算といったファイル作成の基本機能はそのままに、「WPS Office 2」シリーズとしては初めてPDFの編集機能が搭載されている。

 従来の「WPS Office 2」シリーズには、PDFファイルの閲覧・加工機能や、DOCX/PPTX/XLSX形式のファイルからPDFファイルに変換できる機能が搭載されていたが、「WPS Office 2 PDF Plus」では単体でPDFの直接編集などが可能な「WPS PDF編集」を備える。

オフィスソフトとPDF編集ソフトがひとつになった「WPS Office 2 PDF Plus」

「WPS Office 2 PDF Plus」の主なPDF編集・変換機能

直接編集

 PDFファイル内のテキストを直接編集できる。フォントの種類やサイズ変更にも対応する。

PDFファイル内のテキストを直接編集可能

編集・挿入

 ハイライトや透かし、注釈(コメント)など基本的な機能だけでなく、手書きの線を書き込むことができる。

ハイライトや透かしなどを挿入

変換

 PDFファイルのレイアウトを保ったまま他のファイル形式(DOCX/PPTX/XLSX等)に変換可能。また、画像からPDFファイルへの変換にも対応する。

PDFファイル⇔オフィスファイルに変換

結合・分割

 複数のPDFファイルを結合して1つのPDFファイルにまとめたり、ページを指定してPDFファイルを分割することが可能。

PDFファイルを結合・分割

パスワード設定

 情報漏えいを防ぐため、読み取りパスワード、編集パスワードを設定し、ファイルを暗号化できる。また、署名を付与することも可能できる。

パスワード設定でファイルを暗号化

圧縮

 PDFファイルを圧縮してファイルサイズを軽量化できる。

PDFファイルサイズを軽量化