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「DeepL」がPDFファイルの翻訳に対応 ~自然な訳文が得られると人気のAI翻訳サービス

無料版でも1カ月に3ファイルまで翻訳可能

「DeepL」がPDFファイルの翻訳に対応

 自然な訳文が得られると人気のAI翻訳サービス「DeepL」が、PDF形式ドキュメントの翻訳に対応したようだ。これまでも「Microsoft Word」ファイル(.docx)と「Microsoft Point」ファイル(.pptx)などの翻訳には対応していたものの、論文や公文書などはPDF形式で公開されてることが多く、対応が待たれていた。

 執筆時現在、文書ファイルの翻訳機能が対応するファイル形式は以下の通り。

  • .docx
  • .pptx
  • .txt
  • .html
  • .pdf

 PDFファイルの場合、Web版の[ファイルと翻訳]やクライアントアプリの[.docx & .pdf]セクションからデータをアップロードして翻訳先の言語(日本語を含む26か国語に対応)を選択すると、翻訳されたドキュメントをダウンロードできる。

ファイルをアップロード。同時にアップロードできるファイルは1つまで
翻訳先の言語を選択。日本語を含む26か国語に対応
翻訳処理が開始される。翻訳されたファイルをすぐにサーバーから削除してプライバシーを保ちたい場合は「DeepL Pro」の契約が必要
翻訳されたドキュメントをダウンロード
翻訳前のPDFファイル
翻訳後のPDFファイル。無償版で翻訳されたファイルは有料版を案内するヘッダーが挿入されるほか、編集が禁止となる

 なお、無料版の「DeepL」で翻訳できるのは1カ月に3ファイルまで。翻訳されたファイルを編集することはできない。機能制限を解除したい場合は、有償プラン「DeepL Pro」を契約する必要がある。