レビュー

ファイルのディスク占有状況をツリー表示するWindows ストアアプリ「TreeSize Touch」

ディスクの空き領域不足の解消に役立つ

「TreeSize Touch」v2.0.0.0

 「TreeSize Touch」は、指定したフォルダ以下のファイル・フォルダのサイズや占有率をツリー表示できるWindows ストアアプリ。Windows 8/8.1(Windows RTを含む)に対応しており、“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。

 「TreeSize Touch」は、指定したフォルダをスキャンして、その中にあるファイルやフォルダを占有率の多い順にツリー表示してくれるツール。ユーザーインターフェイスを司るスレッドとファイルスキャンを行うバッグラウンドスレッドを分離した非同期処理が採用されており、スキャン中でも[+]ボタンを押してツリーを次々に展開していくことが可能。占有率などの情報もスキャン処理の進行に伴い自動的に更新される。

[Top100]モード

 また左側のボタンで[Top100]モードを選択すれば、ファイルサイズの大きい上位100個のファイルを列挙することも可能。ファイルサイズの大きな不要ファイルをすばやく見つけるのに便利だ。さらにファイルのタップ&ホールド(マウスの場合は右クリック)で削除メニューへアクセスし、ファイルを削除することも可能で、ディスクの空き領域が足りない問題を解決するのに役立つ。

「TreeSize Free」v2.4

 実はこのアプリは、以前に紹介した「TreeSize Free」のWindows ストアアプリ版にあたる。「TreeSize Free」はクセのない標準的なユーザーインターフェイスデザインで、幅広いユーザーにお勧めできる。一方、「TreeSize Touch」はタッチ操作を前提に設計されており、タブレット端末での利用に適している。また、デスクトップアプリが利用できないWindows RT環境では「TreeSize Free」が利用できないため、「TreeSize Touch」を選ぶしかない。

ソフトウェア情報

「TreeSize Touch」
【著作権者】
JAM Software GmbH
【対応OS】
Windows 8/8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.0.0

(柳 英俊)