REVIEW(11/05/23)
Webページの指定箇所をデスクトップ上へ付箋紙風に表示「Desktopper」
スクリプトを使ってWebページの表示をカスタマイズすることも可能
「Desktopper」は、指定したWebページを常にデスクトップ最背面へ常駐させられるソフト。Windows Vista以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作確認した。本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
Webページはステータスバーやタイトルバーなどを省いた付箋紙風のウィンドウに表示される。ウィンドウは本ソフトを終了する際に表示位置・サイズが保存され、再起動時に再現可能。また、ウィンドウごとに初期表示するWebページを設定できる上、いったん本ソフトを終了しても指定したWebページの表示位置を保持できるのが特長。Webページの定期的な自動更新機能も備えており、ニュースサイトの最新記事のタイトルを常にデスクトップ上へ表示しておきたい場合などに便利。
ウィンドウは上部にコンパクトなツールバーを備えており、Webページの更新や戻るといった操作のほか、Webページの縮小表示やウィンドウの最大化、ウィンドウをツールバーのみの表示に切り替えるといった操作が可能。
また、ツールバー左端にある三角形ボタンから表示されるメニューからは、初期表示ページへ移動したり、表示中のWebページをWindows既定のWebブラウザーで開くといった操作が可能。さらに、[設定]サブメニューからは初期表示ページのURLや標準の表示位置、自動更新の間隔などを設定可能。
さらに、スクリプトを使ってWebページの表示をカスタマイズできるのもうれしい。スクリプトは標準で、選択範囲の削除・置換やリンクになっていないURL文字列のリンク化、Webページの翻訳といった操作を行えるものが用意されており、任意のタイミングで実行できるほか、本ソフト起動時に自動で実行することが可能。さらに、JavaScriptで独自のスクリプトを作成することもできる。
- 【著作権者】
- 柳井 政和 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista以降(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(11/05/11)