レビュー

「Google Chrome」の履歴のほか“Web SQL”や内蔵DBのデータを削除「History Eraser」

任意の期間を日時単位で指定してデータを残せる

「History Eraser」v3.9.3

 「History Eraser」は、「Google Chrome」の履歴やキャッシュ、Cookieなどを一括削除できる拡張機能。「Google Chrome」に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にて64bit版Windows 7上の「Google Chrome」v29.0.1547.57で動作確認した。“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

 本拡張機能をインストールすると追加されるツールバー上のボタンを押すとウィンドウが開き、このウィンドウ上のチェックボックスで選択した履歴やキャッシュなどを削除可能。Webページの閲覧履歴やファイルのダウンロード履歴、キャッシュ、Cookie、保存されたパスワード・フォームデータ、Flashなどプラグインのデータのほか、“Web SQL”や内蔵データベースのデータも削除できる。

 また、“Erase the following items from:”プルダウンリストから任意の期間を日時単位で指定してデータを残せるほか、“Easy”“Medium”“Hard”の3段階のプリセット設定でデータの削除を行うことも可能。さらに、任意の設定を保存しておき、後から呼び出す機能も備える。

 そのほか、削除を行う前にタブを閉じたり、削除後に「Google Chrome」を終了する、削除後に音を鳴らすといったオプションも用意されている。また、Googleの検索履歴の削除ページや、“Chrome Sync”の設定ページなどへ簡単にアクセスできるリンクも利用可能だ。

任意の期間を日時単位で指定してデータを残せる
さまざまなオプションや便利なリンクも用意されている

ソフトウェア情報

「History Eraser」
【著作権者】
Mixesoft
【対応OS】
(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
3.9.3(13/06/10)

(長谷川 正太郎)