レビュー
IMEを起動せずにホットキーでUnicodeの特殊記号などを直接入力「WinCompose」
特殊キーを押しながら2~4つのキーを連続で押すことで入力可能
(2014/3/20 10:37)
「WinCompose」は、ホットキーでUnicodeの特殊記号などを直接入力できる常駐型ソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。GitHub内にある本ソフトのプロジェクトページからダウンロードできる。
日本語入力ソフトで“きごう”を変換するなどして入力した場合は全角の記号しか候補に表示されないこともあるが、本ソフトで入力できる記号はすべて半角の記号になる。多種多様な記号が入力できるが、自分がよく使う記号のホットキーだけでも覚えておけば、快適に入力できるだろう。
入力できるのは、“ユーロ”といった通貨記号や、“セクション記号”といった約物、“コピーライト記号”といった特殊記号、“否定記号”といった数学記号、ウムラウト付きアルファベットといったヨーロッパ各国独自の文字、○の中に数字やアルファベットが入った記号など。ハートマークや音符といった記号も含まれる。
記号は、[Alt]キーや[NumLock]キーといった特殊キーを押しながら2~4つのキーを連続で押すことで入力可能。特殊キーはタスクトレイアイコンの右クリックメニューから1つを指定できる。たとえばコピーライト記号なら、指定した特殊キーを押しながら[Shift]+[C]キー押してから[O]キーを押すことで入力可能。連続入力とみなす時間もタスクトレイアイコンから指定できる。
これらのホットキーの組み合わせは、タスクトレイアイコンをクリックすると現れるダイアログから確認可能。
ソフトウェア情報
- 「WinCompose」
- 【著作権者】
- Sam Hocevar 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.4.6(14/02/26)