レビュー
“Google カレンダー”“ToDo リスト”と同期できるストアアプリ「gmail calendar」
スタート画面のタイルで直近の予定を確認できる
(2014/7/22 16:49)
「gmail calendar」は、“Google カレンダー”とデータ同期が可能なスケジュールアプリ。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。
Windows 8標準のカレンダーアプリは、“Google カレンダー”との同期がサポートされていないのが難点だ。Microsoftは“Outlook.com”の利用を推奨しているが、Androidスマートフォンを利用しているなどの理由で、“Google カレンダー”を使い続けたいと考えているユーザーは少なくないだろう。
そんなユーザーにお勧めなのが「gmail calendar」だ。本アプリを利用すると、“Google カレンダー”で登録したイベントをダウンロードし、ローカルで閲覧することが可能。ビューはリスト・日・週・月が選択可能で、デザインはWindows 8標準のカレンダーアプリに準じている。ライブタイルによる通知に対応しており、スタート画面のタイルで直近の予定を確認できるのは、Windows ストアアプリならではの要素と言えるだろう。
もちろん予定の追加や編集、削除といったカレンダーの編集も可能。オフラインモードもサポートされており、インターネットへ接続すると自動で“Google カレンダー”と内容が同期される。
過去のバージョンでは同期処理が上手くいかない不具合を抱えていたが、最近のバージョンではおおむね解消されているようだ。しかし、編集部にて試用したところ、メインカレンダー以外のカレンダーの同期処理が若干不安定で、イベントが表示できなくなるケースに遭遇した。アプリバーにある[Visibility]ボタンで表示・非表示を切り替えるなどすると、カレンダーを再び表示させることができるようだ。
そのほかにも、“ToDo リスト”とタスクが同期できるのが便利。タスクの一覧へは、アプリバーにある[Tasks]ボタンからアクセス可能。タスクはタイル風に表示されており、未完了のものは背景色が濃いグレー、完了済みのものは薄いグレーで表示される。タスクの追加や削除、ステータスの変更などはアプリバーから行える。
ソフトウェア情報
- 「gmail calendar」
- 【著作権者】
- BRICKMAKERS GmbH
- 【対応OS】
- Windows 8.1(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.2.0.1