レビュー
「Firefox」でリンクを新規タブで開くときにあると便利な拡張機能「Tab History Redux」
元のタブの閲覧履歴を新規タブに引き継ぎ、[戻る]ボタンで辿れるようにしてくれる
(2015/1/19 15:10)
「Tab History Redux」は、リンクを新規タブで開いた際に、元のタブの閲覧履歴を新しいタブへ引き継げるようにする「Firefox」用の拡張機能。「Firefox」v12.0以降に対応しており、編集部にてWindows 8.1上の「Firefox」v35.0で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。
「Firefox」でリンクを新規タブを開くと(リンクの右クリックメニューで[リンクを新しいタブで開く]を選択、マウスの中ボタンでリンクをクリック、[Ctrl]キーを押しながらリンクをクリック)、閲覧履歴はそのタブへ引き継がれず、[戻る]ボタンで履歴をたどれなくなる。「Tab History Redux」は、こうした不便を解消してくれる拡張機能だ。
本拡張機能を導入すると、リンクを新規タブで開いた際に、新規タブ側に元のタブの閲覧履歴が引き継がれるようになる。誤って元のタブを閉じてしまっても、新しいタブで以前に閲覧していたページへ戻ることができるというわけだ。拡張機能のインストール時に「Firefox」の再起動が不要なのも、気軽でよい。
少し気を付けなければならないのは、ときどき[戻る]ボタンの挙動が怪しくなるところだろう。編集部にて試用したところ、1つ前ではなく、1番古い履歴へ戻ってしまうケースがまれに見られた。「Firefox」では、[戻る]ボタンを長押しすると過去に閲覧したページがポップアップでリスト表示されるので、この機能を利用して明示的に開きたい履歴を指定すれば、そういった問題を回避できそうだ。
ソフトウェア情報
- 「Tab History Redux」
- 【著作権者】
- Christopher Finke 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3(12/06/10)