レビュー

「Adobe Photoshop CC 2014」のスプラッシュスクリーンを書き換え「pscc2014Icon」

「Adobe Photoshop CC 2014」のリソースファイルを圧縮・展開

「pscc2014Icon」

 「pscc2014Icon」は、「Adobe Photoshop CC 2014」のリソースファイルを圧縮・展開できるツール。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、「Adobe Photoshop CC 2014」の“IconResource.idx”ファイルを圧縮・展開できるコマンドラインツール。これを利用すると、たとえば「Adobe Photoshop CC 2014」のスプラッシュスクリーンをカスタマイズすることができる。

標準のスプラッシュスクリーン
カスタマイズしたスプラッシュスクリーン

 利用するには、まず「Adobe Photoshop CC 2014」のリソースフォルダーを開き(通常は“C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CC 2014\Resources”)、“IconResources.idx”というファイルを探す。見つかったら、その“IconResources.idx”を“pscc2014Icon.exe”へドラッグ&ドロップしよう。すると、“pscc2014Icon.exe”のあるフォルダーに“Work”という名前の作業フォルダーが作成され、リソースが展開される。

“IconResources.idx”を“pscc2014Icon.exe”へドラッグ&ドロップすると、“pscc2014Icon.exe”のあるフォルダーにリソースが展開される

 リソースは高解像度版と低解像度版があり、それぞれ“High”と“Low”という名前のサブフォルダーに格納されている。そのなかにある“Splash1080Background_s0.png”がスプラッシュスクリーンに使われる画像なので、それを編集すればスプラッシュスクリーンをカスタマイズできるというわけだ。なお、画像の表示サイズは元の画像と同じにしておかなければならないので注意。

 リソースを書き換えたら、再び“IconResources.idx”を“pscc2014Icon.exe”へドラッグ&ドロップしよう。すると、作業フォルダーのリソースが圧縮され、“Work”フォルダーに“IconResources.idx”、“PSIconsHighRes.dat”、“PSIconsLowRes.dat”という3つのファイルが生成される。あとはこれを「Adobe Photoshop CC 2014」のリソースフォルダーへコピーすれば作業は完了。オリジナルとはひと味違ったスプラッシュスクリーンを楽しむことができる。

“Splash1080Background_s0.png”がスプラッシュスクリーンに使われる画像。これを書き換えたり、他のイメージで置き換える
再び“IconResources.idx”を“pscc2014Icon.exe”へドラッグ&ドロップし、生成されたファイル3つを「Adobe Photoshop CC 2014」のリソースフォルダーへ書き戻す

ソフトウェア情報

「pscc2014Icon」
【著作権者】
プログラミング生放送
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(15/05/14)

(樽井 秀人)