レビュー
リロードや検索など「Firefox」の画像関連メニューを拡張する「Image Context Menu」
画像検索は“Google”“Bing”“Yandex”“TinEye”の4つが選べる
(2015/11/27 05:05)
「Image Context Menu」は、「Firefox」で閲覧中の画像を右クリックした際に現れるメニューを拡充し、さまざまな機能を追加できる拡張機能。「Firefox」v38.0a1以降に対応する拡張機能で、編集部にてWindows 10上の「Firefox」v42.0で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を「Firefox」へインストールすると、画像の右クリックメニューを拡充することが可能。追加されるコマンドは3つだけだが、どれもなかなか便利だ。
1つ目は、[Reload Image]コマンド。何らかの理由で画像ファイルのロードが失敗して、画像の代わりに壊れたファイルアイコンが表示された場合に利用するコマンドで、当該画像のみをリロードしてWebページを修復することができる。
2つ目は、当該画像を別タブで開く[Open Image in New Tab]コマンドだ。「Firefox」にはもともと[画像だけを表示]コマンドが搭載されており、これを利用すれば選択した画像のみを現在のタブに表示することが可能。しかし、これではWebページの閲覧が中断されてしまうのが困る。たいした機能ではないが、このちょっとした不満を解消してくれるのがうれしい。
最後は、選択した画像でWeb検索を行う[Search Image on]コマンド。「Google Chrome」には任意の画像を右クリックメニューから“Google 画像検索”にかける機能が備わっているが、本拡張機能を利用すれば同様の機能を実現できる。サブメニューでは検索プロバイダーが選択可能で、執筆時現在“Google”“Bing”“Yandex”“TinEye”の4つを選ぶことができる。
そのほかにも、ページの右クリックメニューに追加される[Reload Broken Images]コマンドを利用すれば、読み込みに失敗した画像だけをすべてリロードすることも可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Image Context Menu」
- 【著作権者】
- Afnan Khan 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.0.1(15/11/20)