【第11回】
詳細な天気予報を表示する「ウェザーサービス」と手軽な「世界天気時計」
週間天気や3時間ごとの天気予報などを表示するアプリとコンパクトなウィジェット
(10/07/14)
スマートフォン向けOS“Android”用アプリのライブラリサービス“Androidマーケット”(以下、“マーケット”)には、日々すばらしいアプリが次々と登場している。しかし現在のマーケットは人気アプリや定番アプリにたどり着くための仕組みが弱く、大量のアプリを前に途方にくれてしまう場面も多い。そこで『杜のAndroid研究室』では、さまざまなテーマに沿って窓の杜スタッフが厳選したアプリを紹介していく。今回は、天気予報を閲覧できるアプリ2本を取り上げ、その使い方と機能を紹介する。
気象衛星・レーダーの画像をアニメ表示できる天気予報アプリ「ウェザーサービス」
「ウェザーサービス」は、詳細な天気予報を知りたいときに便利なアプリ。起動すると、現在位置の最新の天気や最高・最低気温、降水確率と週間予報が表示される。また、画面上のタブを[週間予報]から[ポイント天気]に切り替えることで直近の発表から3時間ごと、24時間分の詳細な天気の移り変わりを表示可能。[ポイント天気]タブでは天気と気温の予想のほか、降水量や風向きも確認できる。
また、画面下部に表示されたボタンから“Home”画面を表示し、スライド操作で“衛星画像”を選択すると気象衛星が撮影した日本上空の雲の様子を表示できる。雲の様子は画面下部のスライドバーを左へスライドすることで、過去8時間前までの様子をアニメーションで表示することが可能。
さらに、“Home”画面から“気象レーダー”を表示することで、気象レーダーがとらえた日本列島全体における現在の降雨状況を表示できる。降雨状況は画面下部のスライドバーを右へスライドすることで、6時間先までの予測をアニメーション表示可能。
そのほか、“Home”画面から“天気情報”を選択すれば、指定した地域の詳細な天気を表示できる。地域を指定する際は地方・県・地域をスライド操作によって指定していく仕組みで、確実かつすばやく指定できるのがうれしい。
なお、本アプリはマーケットの説明文に“現在のところ、Xperiaに対応”との表記があるが、編集部にて試用したところ、KDDIの“IS01”でも正常に動作することを確認した。また、ソフトバンクモバイルの“HTC Desire”では、GPSを利用して現在地を割り出し天気を表示する機能が動作しなかったものの、その他の機能は正常に動作した。
- 【著作権者】
- Weather Service
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1
天気予報を常に表示して手軽に確認できる「世界天気時計」
「世界天気時計」は、ウィジェットやステータスバーで天気予報を表示できるアプリ。ウィジェットを使う際は、1×1のコンパクトなサイズながら天気のアイコンや温度、降水確率に加え、現在の年月日・時刻も表示できるのがうれしい。また、1×2のサイズも用意されており、こちらは1×1の状態で表示できる情報に加え、湿度も表示できる。
天気予報は、GPSにより現在位置を取得して表示するほか、検索などで指定した地域の予報を表示することが可能。また、世界各国の都市に対応しており、日本以外の都市を選択した場合はその都市の時刻を表示する仕組み。さらに、ウィジェットをタップすることで3日先までの天気と最高・最低気温、降水確率をポップアップで表示可能。なお、海外の都市を指定した場合は降水確率を表示できないことがある。
ステータスバーに表示するように指定した場合は、ステータスバー上に天気の小さなアイコンと降水確率の数値が表示される。ステータスバーを展開すると気温や湿度を確認できるほか、本アプリの項目をタップすることでウィジェットをタップした際と同様のポップアップが表示され、3日先までの天気などを確認可能。
- 【著作権者】
- satok 氏
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.02