杜のAndroid研究室

いつまでも遊べるハマリ系ゲーム3選

パズル「Magic Arrows」3D STG「MOKMOK」戦車STG「バトルタンク・ソード」

(12/09/12)

 『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、何度やっても飽きがこない、ハマリ系のゲーム「Magic Arrows」「MOKMOK」「バトルタンク・ソード」を紹介しよう。

矢印の方向にしか動かないパネルを3つ並べて消すパズル「Magic Arrows」

「Magic Arrows」「Magic Arrows」

 「Magic Arrows」は、パネルを消していくタイプの落ちものパズルとステージクリア型パズルが楽しめるゲーム。落ちものパズルとステージクリア型パズルの基本的なルールは共通で、パネルは書かれた矢印の方向にしか動かず、縦または横に同じ色のパネルを3つ以上並べるとパネルが消えてその隙間へ上にあるパネルが落ちてくる。また、7色に光るパネル“マジックアロー”をタップすると、矢印の向きにあるパネルへ次々と光が広がっていき、一気にパネルを消すことができる。

落ちものパズル落ちものパズル

ステージクリア型パズルステージクリア型パズル

 落ちものパズルが楽しめる“ENDLESS”モードでは、5×6マスのパネルが敷き詰められたフィールドでひたすらパネルを消していく。消した分のパネルは上から補充される仕組みで、時間が経過するとランダムでパネルの矢印が消えていき、動かせなくなっていく。すべてのパネルから矢印が消えるとゲームオーバーだ。

 一定量のパネルを消すとレベルがアップし矢印が消える頻度が高くなっていくほか、ほかのパネルがそのパネルの方向に動くと消える“泡パネル”が登場してくる。さらに、レベル10を超えるとパネルの色が1色追加され難易度が一気に上がる。

“ENDLESS”モードではマジックアローをうまく使おう“ENDLESS”モードではマジックアローをうまく使おう

レベルが高くなるとパネルの色が1色追加され難易度が一気に上がるレベルが高くなるとパネルの色が1色追加され難易度が一気に上がる

 プレイのコツは同じ色のパネルを縦方向と横方向につなげて消すと現れるマジックアローをうまく使うこと。マジックアローを使えば矢印が消えたパネルも含めて多くのパネルを一気に消すことが可能で、高レベルでは重宝する。また、パネルは上下左右の端から反対方向の端に移動できることも覚えておくとよいだろう。

 ステージクリア型パズルを楽しめる“PUZZLE”モードでは、1レベル10問、8レベルの合計80ステージが用意されている。時間制限はないがステージごとにパネルを動かせる回数が制限されており、指定回数を超えるとステージ最初からやり直しになる。

“PUZZLE”モードでは、1レベル10問、8レベルのステージが用意されている“PUZZLE”モードでは、1レベル10問、8レベルのステージが用意されている

一見簡単なように見えてもよく考えないと解けない問題が多数一見簡単なように見えてもよく考えないと解けない問題が多数

 ENDLESSモードと異なりパネルが消えても新しいパネルが補充されることはないほか、フィールドは凸型や階段型などステージによってさまざまな形をしており、隙間が空いている場合もある。上方向にパネルがない場合はパネルを上へ動かせないので注意が必要だ。

 各ステージはレベル1こそ簡単にクリアできるものの、ステージ2からはひねりの効いたものが多くなっていく。ぱっと見では簡単そうに見えても動かせる回数制限が厳しく、よく考えないと“あともう1手”が足りなくなるのがもどかしい。

【著作権者】
(株)シフト
【対応OS】
Android 2.2以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
01.04.00(12/08/31)

シンプル&サイバーなデザインとロックオンが楽しい3Dシューティング「MOKMOK」

「MOKMOK」「MOKMOK」

ロックオンした敵にホーミングミサイルを発射ロックオンした敵にホーミングミサイルを発射

 「MOKMOK」は、タイムアタック型の3Dシューティングゲーム。ワイヤーフレームで表現されたシンプルでサイバーな空間を奥に向かって疾走する自機を操り、敵を倒していく。制限時間は180秒で被弾すると一気に30秒減り、50,000点で残り時間が20秒、あとは100,000点ごとに20秒増える仕組み。

 自機は、ロックオンした敵に対してホーミングミサイルを発射することで、敵を攻撃する。最大6機までロックオンでき、複数の敵をロックオンして一気に倒すと最大20倍に獲得点数が増える。6機をロックオンしてすべて倒すと12,000点となるが、ロックオンした敵が画面外に消えてしまうとミサイルが届かないため、その分の点数は入らない。

 操作は、画面左側の正方形をスワイプすることで自機の移動、右側の[SHOOT]ボタンでミサイル発射となっている。また、画面右側の[SLOW]ボタンを押すと自機の進むスピードを落とすことができ、登場からしばらくすると自機が追い抜いて消えてしまう敵機を、画面内にとどめておくことが可能。ただし、[SLOW]ボタンを押すと一時的に制限時間の減りが早くなるので注意。

 また、オプション画面から端末の加速度センサーにより自機を移動できるように設定することも可能。加速度センサーを利用する際には、自機が動かないニュートラルのポジションや、傾きに対する感度を設定でき、加速度センサーによる操作も快適に行えるようになっている。

加速度センサーで操作可能加速度センサーで操作可能

加速度センサーの設定加速度センサーの設定

 一気にロックオンするために画面に敵を溜めると、必然的に敵の攻撃が激しくなり、少しのミスで制限時間が30秒減ってしまう。しかし、制限時間を増やすためにも同時ロックオンによるボーナスは絶対必要な上、一気に敵を倒した際の爽快感もたまらない。このバランスを考えながら敵を倒すのが本ゲームの醍醐味だ。

【著作権者】
pekatuu 氏
【対応OS】
Android 2.1以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.21(11/03/06)

スマホならではの操作が楽しい全方位戦車シューティング「バトルタンク・ソード」

「バトルタンク・ソード」「バトルタンク・ソード」

 「バトルタンク・ソード」は、戦車を操り単騎で防衛線を守るステージクリア型の全方位シューティングゲーム。プレイヤーは攻撃力・防御力・移動力のバランスが異なる3種類の戦車から1種類を選び、画面内に押し寄せてくる敵機を倒していく。画面下側にある“DEFENSE LINE”と書かれた赤線を敵機が超えるか、自機の“SHIELD”ゲージがなくなるとミスとなる。

 特徴的なのはその操作方法で、自機をドラッグすることで移動、自機を中心とした円の“Direct Fire”と書かれた領域をタップすることで、その方向へ連射の効くショットを発射可能。また、“Direct Fire”領域の外側にある“High-Angle Fire”と書かれた領域を長押しすることで、その位置へ障害物を越えて飛ぶ強力なブラスターを発射できる。この操作方法により戦車の移動と砲塔の回転・武器の選択という一連の操作がストレスなく行えるのがうれしい。ショットは移動しながらでも発射できるが、ブラスターはいったん停止しなければ発射できないほか、発射すると反動で自機が後方へ少し移動する。

近距離用のショット近距離用のショット

遠距離用のブラスター遠距離用のブラスター

 画面上の灰色のブロックはショットやブラスターで破壊可能で、ブロックや敵を破壊するとまれにアイテムが隠されていることがある。アイテムには、ショットの攻撃力を強化するものや、追加のミサイルを発射できるようになるもの、画面上の敵を一掃するものなどさまざまなものが用意されている。

 ステージは50面用意されており、登場する敵もすばやい敵や、自爆攻撃を仕掛けてくる敵、さらには前面からの攻撃を受け付けない敵や、強力な攻撃を仕掛けてくる巨大な敵などバラエティに富んでおり、飽きさせない工夫が凝らしてあるのがうれしい。なお、本アプリは242円の有料となっているが、ステージ数が10面まで、選べる自機が1機のフリー版も用意されている。

アイテムでパワーアップアイテムでパワーアップ

巨大な敵が出るステージも巨大な敵が出るステージも

【著作権者】
JUNO SOFT
【対応OS】
Android 2.1以降
【ソフト種別】
ダウンロード販売 242円
【バージョン】
1.1.5(12/08/13)

(長谷川 正太郎)