杜のAndroid研究室
第155回
夏休みの自由研究に最適! 自主的に学習できるアプリ3種
「ぼくのじゆう研究所」「88星座図鑑」「e国宝」
2013年8月7日 13:16
『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、夏休みの自由研究に役立つアプリ「ぼくのじゆう研究所」「88星座図鑑」「e国宝」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。
手軽にできる理科実験をマンガで紹介「ぼくのじゆう研究所」
「ぼくのじゆう研究所」は、自由研究の題材になりそうな理科の実験をマンガで紹介するアプリ。身近な道具や材料を使った、家庭でも手軽に行える実験が複数収録されている。各実験には“謎のうがい薬”や“ガム失踪事件”など、ユニークなタイトルが付けられており、一覧画面からタイトルを選択することで実験を説明したマンガを読むことが可能。マンガでは、まず主人公の少年が体験した不思議な出来事が紹介され、実験によって謎を解明していく構成になっており、画面右下の[次へ]ボタンをタップすることでページを進められる。実験に必要な道具や材料のリストのほか、実験手順がステップ・バイ・ステップで紹介され、マンガを読みながら実際に実験を進めることが可能。
実験手順のあとには、結果についての簡単な解説が表示され、さらに“応用編”として3択クイズが用意されている。クイズは同じ道具や材料などを使って追加実験したときの結果を答えるもので、正解すれば実験はクリアとなり、実験一覧のタイトルの左側に星型のマークが表示される仕組み。なお、一覧に表示されている実験は当初8つだが、一定数の実験をクリアすることで、さらに2つの実験が追加される。
- 【著作権者】
- atelierent
- 【対応OS】
- Android 2.1以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(13/07/02)
- ぼくのじゆう研究所 - Google Play の Android アプリ
- https://play.google.com/store/apps/details?id=atelierent.soft.FaL
- atelierent
- http://atelierent.jp/
天体観測時に必携の星座学習アプリ「88星座図鑑」
「88星座図鑑」は、全88個ある星座の知識や観測時の見つけ方について、テキストとイラストでわかりやすく学べるアプリ。“星座マメ知識”では、まず星座の基礎知識を学ぶことができ、“そもそも星座とは何か?”という定義から星の種類や明るさの等級を学習できるほか、さらに流星群などの天文イベントの日付などを確認可能。“全天88星座”では、すべての星座の一覧から個別の星座を選択し、表示される詳細画面で学名や観測できる季節、見つけやすさなどを確認したり、星座についての解説やギリシャ神話上の逸話、観測時の見つけ方を閲覧することが可能。また、星座のイラストは拡大表示が可能で、星座絵入りや星座線のみ、主要な星の名前を表示するものに切り替えて閲覧できる。
起動画面で“いろいろな星座”を選択すると、さまざまな分類から星座を探すことが可能。当日や今月に見つけやすい“おすすめ星座”のほか、四季の星座、“日本から見えない星座”などの分類から星座を一覧して選択可能。また、星座名を50音別に分類した“さくいん”が用意されているほか、特定の星座を“お気に入り”に登録して、すばやく詳細画面を閲覧することが可能。
そのほか、アプリ内で“星座レーダー”機能(100円)を購入して追加でき、各星座の詳細画面から“星座レーダー”を起動すれば、端末を空に向けるなどしながら星座の方角や角度を確認し、すばやく星座を見つけることが可能。また、別途100円を支払うことでアプリ内の広告を非表示にすることもできる。
- 【著作権者】
- (有)ドリームズ・カム・トゥルー
- 【対応OS】
- Android 2.2以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.4(13/08/06)
- 88星座図鑑 - Google Play の Android アプリ
- https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.dreamscometrue.astroguide
- 88星座図鑑★星座学習アプリ
- http://www.study-style.com/seiza/zukan.html
国宝・重要文化財を高精細画像で鑑賞できる「e国宝」
「e国宝」は、さまざまな国宝や重要文化財の画像を眺められるアプリ。独立行政法人国立文化財機構が提供する公式アプリで、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館の4館が所蔵する約1,000点の国宝・重要文化財の画像と解説を収録。なお、閲覧にはネットワーク接続が必須となる。起動画面から“絵画”“書跡”“彫刻”などの各カテゴリーを選択して作品一覧を表示し、作品を選択することで詳細画面で作品画像を閲覧可能。画面左下の[i]ボタンをタップすると、作品の解説テキストが表示されて閲覧できる。
作品画像はピンチイン・アウト操作で拡大・縮小が可能。高精細な画像が収録されており、拡大しても画質が劣化しないのが特長。正面以外の角度から作品を撮影した写真など、複数の画像が収録されている場合は、画面右下の写真型ボタンをタップして全画像を一覧でき、写真を選択して拡大表示することが可能。また、絵巻や経巻などの一部は、細長い1枚の画像として収録されており、左右にスクロールしてつながった状態で全体を眺められる。さらに、画面右下の[再生]ボタンをタップすれば、自動スクロールで画像を閲覧可能。
詳細画面右上のリボン型ボタンからはコメントを付けて作品をブックマークすることが可能。また、あらかじめTwitterアカウントを登録しておくことで、ブックマーク時にコメントとWebサイト“e国宝”上の作品ページのURLをTwitterに投稿することもできる。保存したブックマークは、起動画面またはカテゴリー別の一覧画面で右上の[ブックマーク]タブを選択したときのブックマーク画面で一覧でき、ブックマークを選択してすばやく詳細画面を表示可能。なお、ブックマーク画面は左右のフリックで画面を切り替えられ、自分が保存したブックマークのほか、他のユーザーが投稿したブックマークとコメントも閲覧できる。また、他のユーザーが投稿したブックマークは、作品の詳細画面右下の吹き出し型ボタンからも閲覧することが可能。
- 【著作権者】
- 独立行政法人国立文化財機構
- 【対応OS】
- Android 2.3.3以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.3(13/04/08)
- e国宝 - Google Play の Android アプリ
- https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.tnm.emuseum
- e国宝 - 国立博物館所蔵 国宝・重要文化財
- http://www.emuseum.jp/