Cドライブの容量が限界！ Steam経由のゲームを余裕のあるHDDにダウンロードするワザ

Steamからダウンロードするゲームは、SSDではなくHDDなど容量に余裕があるドライブを選択しましょう

　こんにちは、阿久津です。筆者は8ビットPC以前からPCゲームに傾倒するタイプでしたが、最近はすっかり遊ぶ時間も確保できず、すっかり疎遠になりました。それでも、気が向くとSteam経由で気になるPCゲームをポチりますが、既定ではSteamのフォルダー“C:¥Program Files (x86)¥Steam”へダウンロードします。

Steamの既定ではCドライブにPCゲームをダウンロードします

ゲームは容量が限られたSSDではなくHDDなど容量に余裕のあるドライブへインストール

　今では当たり前のように、Windows 10をインストールするCドライブはSSD。確かにPCゲームの起動も速くなりますが、問題は容量不足です。特に最近のPCゲームはファイルサイズも大きく膨れ上がるようになりました。

　例えば「Grand Theft Auto V」は本体だけで72GB。512GBのSSDでも少々ためらってしまうサイズです。そこで、Steamの既定ダウンロード先はHDDなど空き容量に余裕のあるドライブを選択しましょう。

通知領域などからSteamのウィンドウを呼び出してから、［Steam］メニュー→［設定］と順にクリックします

［ダウンロード］→［STEAMライブラリフォルダ］ボタンと順にクリックします

［ライブラリフォルダを追加］ボタンで追加し、任意のドライブ上に［新しいフォルダ］ボタンで作成したフォルダーをクリックし、［選択］ボタンをクリックします

新たに追加したフォルダーを右クリックし、［デフォルトフォルダ作成］をクリックしてください。これで既定のインストールフォルダーを変更できます

　なお、不用になったフォルダーは右クリック→［ライブラリフォルダを削除］で取り除いてください。ただし、1秒でも速く起動させてロード時間をギリギリまで短縮させたい方は、タイトルに応じてインストール先を使い分けることをオススメします。

阿久津 良和

　PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛するものの、最近はクラウドやインフラを基盤としたITビジネスソリューションに強く惹かれている。「今すぐ使えるUbuntu入門ガイド Linuxをはじめよう」「今すぐ使えるかんたんPLUS+ Windows 10 完全大事典」（技術評論社）など著書多数。

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