いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】パックマンみたいな円グラフはどうやって作る? エクセルの円グラフで強調したい要素を切り離すテク

 Excel(エクセル)は、仕事や普段の生活で使う機会の多い、最も身近なアプリケーションのひとつです。しかし、「イマイチよくわからないまま使っている」「実は少し苦手……」という人も多いのではないでしょうか? この連載では、いまさら人に聞けないけど、知っていれば必ず役に立つ、Excelを使いこなすためのノウハウを紹介します。

円グラフの一部を切り離して強調したい!

 円グラフを作成したあと、グラフの一部を切り離したいと思ったことはないでしょうか。円グラフの一部を切り離して見せれば、切り離した部分を強調して伝えることができますよね。

 今回は、Excelで作成した円グラフの一部を切り離して見せるテクニックを解説します。

切り離したい部分を「ゆっくり2回クリック」がポイント

 例として、年代別に製品の売上げデータをまとめた表(①)から作成した円グラフ(②)の一部を切り離してみましょう。

 ここでは、「20代」の値を表すエリアを切り離します。「20代」のエリアをゆっくり2回クリックします(③)。

 ダブルクリックではなく、ゆっくり2回クリックすることがポイントです。1回目のクリックではグラフ全体が選択され、2回目のクリックでは目的のエリアだけが選択されます。目的のエリアの端だけに丸い印が表示されれば、成功です。

 選択したエリアだけが選択されたら、その部分をドラッグして円グラフから離します(④)。

 データが強調できる位置まで離したら、ドラッグを止めます(⑤)。

 最後に、ワークシート上の任意のセル(⑥)をクリックして、変更を確定します。グラフエリア以外の場所なら、どのセルでもかまいません。

 これで、グラフの一部を切り離して強調できました(⑦)。

最後のひと工夫でデータの一部を強調できる!

 今回は、円グラフの一部を切り離すテクニックを解説しました。

 円グラフで切り離したい部分をゆっくり2回クリックしてドラッグするだけで、グラフの一部を切り離すことができます。

 グラフを作成したあとの最後のひと工夫で、より内容が伝わりやすく、印象に残りやすいグラフに仕上げることができます。ぜひ、今回解説したテクニックを円グラフの仕上げに役立ててくださいね。