インディーゲーム・週間ダイジェスト

インディーゲーム・週間ダイジェスト(5月第2週)

ALICE IN DISSONANCE、月額課金のアーティスト支援サービス“Patreon”で開発資金の支援受付を開始 ほか

ALICE IN DISSONANCEの“Patreon”ページ

 連作ノベルゲーム「fault」を開発中の同人ゲームサークルALICE IN DISSONANCEは2日、アーティストなどを月額課金で支援するサービス“Patreon”を利用した開発資金の支援受付を開始した。

 Patreonはクラウドファンディングに似たサービスだが、特徴は月額課金制により、特定の短期間ではなく継続的な支援を行う方式であること。支援金額に応じたリワードなどが用意される点はクラウドファンディングと同様。同サークルの場合はイラストレーターの小夏はれ氏により定期的に描かれる「fault」キャラクターイラストへのアクセスなどが提供される。

 同サークルによると、集まった開発資金はさらなるクオリティの向上や、開発期間の短縮に活用されるという。執筆時現在25人の“パトロン”より月額423ドルの支援が集まっている。Patreonは日本ではあまり知られていないサービスだが、同人ゲーム開発での導入事例として興味深い取り組みと言えそうだ。

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(中村 友次郎)