週末ゲーム

第578回

“ニコニコ自作ゲームフェス4”お勧め作品ピックアップ 第2回

3人協力プレイからバグ利用(?)まで、アイデアが光るアクションゲーム11作品を紹介

“ニコニコ自作ゲームフェス4”公式サイト

 『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームの中から、編集部がピックアップした作品を毎週紹介していく。今回は、ニコニコ動画にて開催されている自作ゲームの祭典“ニコニコ自作ゲームフェス4”の参加作品から、窓の杜編集部がピックアップした作品を全3回にわたりご紹介する。

 第2回は、アクションゲームを中心に11作品をご紹介。今回も自由な発想で作られたゲームが揃っているので、気になるものがあったらぜひお試しいただきたい。

竜巻を操ってフルーツを集める「シアのしゅうかくアクション」

「シアのしゅうかくアクション」

 竜巻を操る少女シアが、各地のフルーツを集めるために冒険するステージクリア型の横スクロールアクションゲーム。フィールドにあるフルーツを集めながらゴールを目指して進んでいく。

 シアは左右移動とジャンプ(2段ジャンプ可能)のほかに、攻撃手段として竜巻を発生させることが可能。攻撃ボタンを押すと体の周りに竜巻が発生し、ボタンを離すと前方に竜巻が撃ち出される。ボタンを押したままにしながら方向ボタンを押せば、竜巻を飛ばす方向を調整することも可能だ。この竜巻を敵に当てると敵を吹き飛ばして倒せるほか、敵弾を弾く効果もある。

 攻撃ボタンを押して周囲に竜巻が発生している状態では、敵の弾や小さな敵をキャッチすることも可能。キャッチした弾や敵は、竜巻と同様に撃ち出すことができ、これをぶつけても敵を倒せる。また、ジャンプでは届かない位置にあるフルーツも、撃ち出したり吹き飛ばした敵などが接触すれば回収できる仕組みだ。

 フルーツは大小2種類あり、小さい方は100個集めると残機が1つ増える。大きなフルーツは取らなくてもクリアはできるが、クリアしたステージは繰り返しプレイでき、最終的にはすべての大きなフルーツを集めつつステージクリアを目指すのが目標となる。また大きなフルーツは敵や弾を当てても落ちてくるだけで、放っておくとフィールド外に落ちて取れなくなるので、自らキャッチする必要がある。

 序盤のステージは、竜巻で敵を倒しながら進むだけで何気なくクリアできるが、徐々にフィールドの仕掛けが難解になってくる。キャッチした炎を使って植物を焼いたり、動く床に乗って次々移動したり、強制スクロールのステージでどんどん上に登ったりと、仕掛けもさまざま。5回ダメージを受けるとミスとなり残機が減るほか、フィールドから落下すると即ミスだ。

序盤は楽々クリアできるが、徐々に難易度が上がっていく。じっくり考えたいところだが、終盤のステージでは考える時間すら与えてくれない場面も出てくる

 また、ステージの最後にあるボス戦では竜巻を直接当てて攻撃するのではなく、ボスの攻撃をキャッチして反撃していくのが基本。しかし同時にキャッチできるのは1つだけなので、連続で飛んでくる弾はキャッチしきれずダメージを受けてしまう。また竜巻を発生させている間や敵や弾をキャッチしている最中は動けなくなるので、無闇に竜巻を出して敵弾を待っていると、敵に接触されてダメージを受けてしまうこともあり危険だ。いつ竜巻を使うかというのが、本作のアクションのメリハリになっている。

ボス戦はアクション性が高く、攻略のコツを掴むまでは反撃すらも難しいほど。残機がなくなるとステージの最初からやり直しになるので緊張感もある

 目標となる大きなフルーツは、簡単には取れない場所にあることが多い。中には相当すばやく的確な操作を求められたり、1つ失敗すると即死したり再挑戦できないこともある。フィールドの仕掛けをよく見て、隙ができる竜巻をいつどのように使うのかを考え、ミスなくアクションをこなすという、パズル要素との両立が本作の面白さであり難しさでもある。

 柔らかいタッチのビジュアルに、フルーツを集めるのが目的という童話のような世界観という、優しいテイストが本作の魅力だ。それでいてゲーム全体としてのバランスもよく、ほどよい歯ごたえのあるゲームに仕上がっている。

やりこみ要素的な存在となっている大きなフルーツ。簡単には取れない場所にあることが多く、パズル的思考とアクション操作の両方を求められる
「シアのしゅうかくアクション」
【著作権者】
J-tr 氏
【対応OS】
Windows XP/7/8および64bit版の7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.8(14/10/12)

ワイワイ盛り上がる3人協力プレイ専用パズルアクションゲーム「3P」

「3P」

 トップビューの画面で3人のキャラクターを操作し、ステージ上の仕掛けを操作しつつゴールを目指すパズルアクションゲーム。ローカルプレイ専用で、プレイにはXbox 360コントローラーなどXInput対応のゲームパッドが3つ必要。一応キーボードにも対応しているが、繊細な操作が要求されるためできる限りパッドでプレイしたいところだ。

 ステージ上には踏むと仕掛けが発動する床があり、床が出現したり動いたりと効果はさまざま。2人がかりで仕掛けを作動させて1人が先へ進み、スイッチを押すなどして後続のために道を切り開く、というのが基本パターンとなる。

 中盤以降のステージの難易度はかなり高めで、“上・右”および“下・左”と2人で分担して床を動かしつつ、床に乗っている1人は左右から飛んでくる敵を避けながらスイッチを押していく……なんて場面も。3人でタイミングを計り、声を掛け合いつつ連携していくのが重要となる。さらに先へ進むと、仕掛けを操作している側にも敵が迫ってくるなど意地悪なトラップが満載だ。

 ミスをするとステージの最初からやり直しだが、3人居ればミスの可能性も3倍。お互いの命運を握っているというプレッシャーにより、緊張感もがぜん高まる。必死の思いで難所を抜けてゴール直前で誰かの凡ミスによりやり直しとなった時などは、かなり気まずいムードが漂うだろう。2人協力ゲームでもあることだが、3人いるとさらにかしましく、責めたりフォローしたり『俺にやらせろ』となったり、プレイヤーの性格が出てくるのが面白いところだ。

 プレイ時間は30分ほど。協力プレイでワイワイ盛り上がるには丁度よいくらいのボリュームと感じた(と言うより、それ以上は全員の集中力が保たない)。プレイ環境を揃えるためのハードルは高いが、そこを押してでもお勧めの作品。ぜひ、気の合う友人とコントローラーを持ち寄ってプレイしてみてほしい。ただし仲間割れにはご注意を。

2人がかりで床に乗って道を出現させ、1人が先へと進む
中盤以降は全員のタイミング合わせが重要
「3P」プレイ動画
前半は3面通しプレイ、後半(1:07より)は5面序盤を収録
「3P」
【著作権者】
VideoBox
【対応OS】
Windows Vista/7(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0.1(14/10/14)

温度管理が攻略の鍵!「ムームーのアクション3」

「ムームーのアクション3」

 敵を凍らせる力を持つ主人公による横スクロールアクションゲーム。氷のようなものを投げつけると敵の温度が下がり、凍らせることができる。凍らせた敵にアッパーを当てると、敵の能力を自分のものにでき、攻撃パターンが変化する。能力は敵によって異なるが、得られる能力は同時に1つだけ。持っている能力を捨てて新しい敵を凍らせれば、また別の能力を得られる。

 敵は氷と炎の2種類のタイプがいる。主人公には温度のステータスがあり、敵の攻撃を受けるとタイプに応じて温度ステータスが上下する。プラスマイナス10度以内の時は、攻撃を受けても温度変化があるだけ。-10度の時に氷の攻撃を受けるか、+10度の時に炎の攻撃を受けると、ライフにダメージが入る。先々に氷の敵や仕掛けが多いとわかっていれば、あらかじめ温度ステータスを+寄りにしておけば、少々の攻撃を気にせず進めるというわけだ。ただしステージから落下したり、障害物に挟まれたりすると即死するので油断は大敵。

 炎系の敵の能力を持っている時は敵を燃やして倒せるが、凍らせられないので別の能力は得られない。また氷タイプの敵に氷を当ててもなかなか倒せないので、タイプを考えて能力を選ぶのが攻略のコツ。とはいえ、新しい敵が出てきたら1回凍らせて新たな能力を体験するというのが、本作の一番面白いところだ。

ゆるキャラ風の主人公が、敵の能力を次々付け替えながら戦う。敵によって能力のタイプががらりと変わる上、見た目にも派手で、とにかく付け替えが楽しい
「ムームーのアクション3」
【著作権者】
mumimumi 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00(14/09/21)

色が変わるカエルのアクションパズル「ケロリカラーリン」

「ケロリカラーリン」

 主人公のカエルを操作し、フィールド上にいるカエルをすべて救出(集める)してゴールへ到達するのが目的のアクションパズルゲーム。主人公は最初の黄色い状態では移動とジャンプしかできないが、色付きの床に乗ると色が変わり、能力を得られる仕組み。赤色の時は弾を発射して攻撃が可能になり、青色の時は手を前に突き出して、敵や障害物を前方に押し出せるようになる。

 敵に接触したり弾を受けたりすると即ミスでステージの最初からやり直し。ただし何度でもリトライ可能だ。敵を倒すには、赤色になって弾を撃つほか、青色になって敵を押し出し、フィールドにある針山の床に落とすなどしても倒せる。

 敵との戦闘はさほど難しくはないが、高いところに登ったり、針山を乗り越えたりする方法を見つけるパズル的要素の方が難易度が高い。また攻略法がわかっていても、ジャンプ位置がわずかにずれるだけでもミスに繋がるような繊細なアクションを求められる場面も多々ある。

 能力を変える床は、乗るとその色に強制的に変えられてしまうので、あえて避けて通らなければならないような場面も。ステージを進むごとに仕掛けは難解になっていくが、残機や時間制限はなく、頭を使ってじっくり取り組むタイプのゲームになっている。

能力の使い分けと、障害物の活用が攻略のポイント。1ステージは数十秒から数分でクリアできる程度なので、気軽に色々な手を試して攻略法を探ろう
「ケロリカラーリン」
【著作権者】
南 カラス 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0(14/09/06)

あの名作がバグったらこうなる?「BUGGG」

「BUGGG」

 名作レトロゲームをモチーフにしつつ、ゲームのカートリッジの接触不良でバグる……というファミコンテイストを盛り込んで破天荒に仕上げたアクションゲーム。いくつかのゲームをプレイし、そのトータルスコアを競う。スコアはオンラインランキングが用意されている。

 ゲームは「インベーダーゲーム」や「ゼルダの伝説」、「ロックマン」などをモチーフにしたものだが、ある程度敵を倒したり、一定時間が経過したりすると、バグ(に見せかけたもの)が発動し、主人公と敵の攻撃パターン、ステージのタイプがランダムに変化する。

 武器のパターンもさまざまで、着弾すると破裂するビール瓶や、投げると戻ってくるブーメランパンツなど、使い勝手もネタ的な意味でもバラエティ豊か。さらに酷いのがステージのタイプ変化。フィールドに敵以外の攻撃が発生するものは序の口で、サイドビューだったのが俯瞰視点になったり、2DゲームだったのがFPSになったりする。ステージ変化によって難易度が露骨に変わる(プレイヤー本人の好みもあるだろうが)ので、運次第でゲームがクリアできたりする。

 真面目に攻略しようとすると、苦手なステージ変化を引くたびストレスを感じるかもしれない。スコアを気にせず、無茶苦茶なゲームだとわかって遊ぶと、ランダムな変化が新鮮さに繋がって楽しめるはずだ。またバグをテーマにしているだけで、ゲーム自体はとても丁寧に作られていて完成度が高い。ファミコンの端子部をカチャカチャやってバグらせた記憶があるオールドゲーマーなら、このテイストも理解できる……かも。

元々2Dだったゲームが、いきなりFPSになるのが衝撃的。慣れてくると、どんなステージ変化がチョイスされるのかが楽しくなってくる
「BUGGG」
【著作権者】
リビルド
【対応OS】
Webブラウザー
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.2(14/10/28)

街の平穏を求めて戦う受験生の物語「夕闇の前奏曲(ゆうやみのプレリュード)」

「夕闇の前奏曲(ゆうやみのプレリュード)」

 近所の騒音に悩まされる受験生“たかし”が、騒音源を絶つべく戦う横スクロールアクションゲーム。ステージの最後にあるゴールに到達するか、または最後にいるボスを倒せばステージクリアとなる。

 たかしの攻撃はチョップと踏みつけが基本だが、なぜか各種プロレス技も身につけている。ジャンプから垂直落下ボディプレスを繰り出したり(しかも発動中は無敵)、ダッシュ中には敵を掴んで豪快なプロレス技を決めることも可能。他にもフィールドに落ちているバイクや戦車、カッパ、悪霊といった乗り物(後ろ2つが乗り物と呼べるかはわからないが)に乗れば、新たなアクションも使えるようになる。

 ビジュアル的には完全にイロモノ系だが、ゲーム自体はシンプルなステージクリア型の内容で遊びやすい。またアクションのバリエーションが意外に豊富で、ステージのギミックもバカバカしさはありつつ絶妙なバランスで成り立っているものが多い。見た目によらず本格的で奥の深い作品になっている。

一見イロモノで粗さも見えるが、アクション性の意外な手触りのよさに驚かされる。多彩なアクションを試すだけでもかなり楽しい
「夕闇の前奏曲(ゆうやみのプレリュード)」
【著作権者】
O松 氏
【対応OS】
Windows XP/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1(14/08/29)

拳ひとつで大勢に挑む硬派なアクション「良い不良」

「良い不良」

 不良にさらわれた女生徒を助け出すため、一人の不良が戦う横スクロールアクションゲーム。強制スクロールするステージで、デフォルメされた不良が大勢の不良たちを相手に突き進んでいく。

 ゲームはステージクリア型で、ステージを最後まで突破するとボス戦になる。主人公の基本攻撃は、前方へのパンチ(ボタンを押したままで連続攻撃)と、ジャンプしながらのアッパーの2種類。下キーを押しながらの攻撃で吹き飛ばし、ジャンプ下降中だとジャンプキックなど派生技もある。敵と接触しただけではダメージを受けないので、体をぶつけるようにして攻撃を仕掛けていく。

 敵は素手で攻撃してくるものばかりではなく、棒や刀を振り回すものや、タイヤなどを投げつけてくるもの、さらにはバイクで轢こうとしてくるものもいる。主人公はライフ制で、素手で殴られた程度ではさほどダメージを受けないが、刀で斬られたりすれば大ダメージをもらってしまうので、雑魚戦でも油断できない。ボスを含めた一部の敵はガードまで使いこなすので、隙を見ては攻撃し、転がりながら距離を取る緊急回避も使いながらダメージを与えていく。

 それでも主人公はあくまで拳ひとつで戦い抜く……という辺りが硬派な“良い不良”である。ご想像通り難易度も高めだが、コンティニューは無制限にできる。

言葉もなくただ一人、拳でのみ戦いを挑む硬派な主人公。しかし敵は容赦してくれないので、かなりハードな戦いになる
「良い不良」
【著作権者】
8bits fanatics ヲサ田サム 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.91beta(14/10/12)

1人なら簡単だけど「ふたりじゃムリピュア」

「ふたりじゃムリピュア」

 上下2画面で2人のキャラクターを操作する横スクロールアクションゲーム。強制スクロールするステージで、2人それぞれをジャンプさせて敵や設置物を突破しながら進んでいく。

 操作は上キーで上のキャラクターがジャンプ、下キーで下のキャラクターがジャンプし、それぞれ2段ジャンプが可能。それ以外の操作はない。敵は踏みつけて倒せるが、横から接触するとダメージを受ける。障害物にはどのように触れてもダメージを受けてしまう。ライフは2人で共有しており、0になったらゲームオーバー。あとはとにかく長生きしつつ、フィールドに落ちている黄色いアイテムを拾ってスコアを稼ぐのが目的となる。

 またゲーム開始時、2人を補助する妖精を選択可能。2人を強化するアイテムを出してくれるものや、フィールド上にあるアイテムを自動で回収してくれるものなど、それぞれ特徴が異なる。スコア稼ぎが目的のゲームなので、自分のスタイルに合う妖精を使ってスコア稼ぎに励むことになる。

 操作はシンプルで、かつフィールドも簡単なので、どちらか一方の操作だけならさほど手間取らないが、2人同時にこなすと途端に難しくなる。どうしても先に進みたければ、2人で操作するというのもアリだ。

上下の2画面を同時に見ながら操作するのが思いのほか難しい。妖精の力を借りつつ、少しでも長生きしてスコアを稼ぐ
「ふたりじゃムリピュア」
【著作権者】
新Goo 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8および64bit版のVista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.90(14/10/11)

物理演算で舞う鉄球アクション「壊せ!建物!!」

「壊せ!建物!!」

 鉄球の付いたクレーン車を動かして進む、横スクロールアクションゲーム。途中にある建物などの障害物を破壊しつつ、エレベーターのように動く床などの仕掛けを突破してゴールを目指す。プレイヤーはカーソルキーでクレーン車を左右に移動させつつ、マウスでクレーンを動かすことで鉄球を操作する。

 鉄球やクレーン車、破壊できる障害物はいずれも挙動が物理演算されており、クレーンを大きく動かし鉄球を勢いよく建物にぶつけることで破壊できる。破壊できるものは灰色、できないものは黒色で描かれているので、一見して見分けがつく。

 クレーン車がフィールドの外に落下したり、運転席に大きな力がかかって車体から分離してしまうとゲームオーバー。坂などでひっくり返った時に車体が分離しやすいので、エレベーターを使う際などには慎重に移動する。

 鉄球とクレーンを結ぶ紐は、なぜかゴムのように伸び縮みするので注意が必要。その特性を利用することで鉄球を勢いよくぶつけられるのだが、クレーンを大きく動かし過ぎると、うっかり運転席に直撃して吹っ飛んでしまうことも。また鉄球が変なところに引っかかったりしてバランスを崩すと、ゴム鞠が跳ねるように車体ごと持っていかれてしまう。慣れないうちは難しいが、そういった現実にはありえない挙動をするところが本作の面白さだ。

物理演算された車体や鉄球を、うまくコントロールして先へと進む。なるべく多くの障害物を破壊して進むのもプレイ目標になる
「壊せ!建物!!」
【著作権者】
South 氏
【対応OS】
Webブラウザー
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-

思考と操作のハードなパズルアクション「Little Force」

「Little Force」

 トップビューの画面で自機をゴール地点まで導くパズルアクションゲーム。マップ上に落ちているスキルを拾い、敵や障害物を突破してゴールに到達できればステージクリア。

 初期状態の自機には移動以外の能力はなく、スキルを取ることで行動パターンが増える。スキルは敵を攻撃できるビームや、敵の攻撃を受け止めるシールドなど自発的に使用するもの(アクティブ)と、移動速度が上がったり下がったりする恒常的に発動するもの(パッシブ)の2タイプがある。

 ゲームの目的は自機をゴールに導くことだけなので、すべての敵を倒したり、スキルを取得したりする必要はない。ただ敵を撃破するとスコアが加算され、クリア時にはそのスコアとクリアタイムによって評価が付けられるので、クリア後も繰り返しプレイしてスコアアタックする楽しみもある。

 ゴールに到達するまでの正しい手順を解くパズル的な難しさだけでなく、アクション面でも正確かつすばやい操作が求められるため、序盤からかなり難易度は高い。ただコンティニュー回数に制限はないので、数をこなして操作手順を体に覚えさせるようなプレイが求められる。

パズルの解き方を思いついたら、あとはそれを手で忠実に再現するだけ……なのだが、序盤からアクションがかなり難しい
「Little Force」
【著作権者】
Suresuke 氏
【対応OS】
64bit版のWindows 7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.03(14/09/02)

1ステージ数秒のハイスピードアクション「縦横無尽陰陽師」

「縦横無尽陰陽師」

 陰陽師の主人公が、フィールドにあるゴールを連続で突破していくサイドビューのアクションゲーム。1ステージは数秒で終わるスピードの速さが特徴で、1つクリアしても息つく暇もなく次のステージがスタートする。

 各ステージは1画面内に収まるサイズとなっており、制限時間内(ほとんどのステージで数秒)にステージ内にあるゴール地点へ到達しさえすればいい。主人公の行動は左右移動とジャンプのみで、敵や罠に接触すると即ミスになる。途中には移動速度やジャンプ力が上がるアイテムがあり、それらを活用して攻略していく。

 攻略のポイントは、必ずしも能力アップアイテムを必要としないところ。ジャンプ力が高くなりすぎて天井の罠に当たったり、移動速度が速くなりすぎて制御不能になったりといったことがよくあるので、要らないアイテムは敢えて取らないのがコツ。時にはジャンプ力が下がるアイテムなど、能力低下アイテムを活用する場面もある。

 ライフや残機はないが、コンティニュー回数は無制限。1ステージのプレイ時間がとにかく短く、失敗してもどんどんリトライして先に進んでいくスピード感が何よりの魅力だ。ただしコンティニュー画面でうっかり“諦める”を選ぶと最初からやり直しになってしまうので、そこだけはスピードを緩めて慎重に選ぼう。

1ステージ数秒という展開の速さだけでなく、キャラクターのアクションもかなりハイスピード。移動速度が上がると速すぎて操作しきれないほどだ
「縦横無尽陰陽師」
【著作権者】
プラネチーム
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-

石田 賀津男/ 「3P」のみ中村 友次郎