人気ソフトはここがすごい!

ハガキから封筒、のし袋まで対応した無料の宛名印刷ソフト「Aprint」

宛名の位置やフォントを細かく設定し、見栄えを整えよう

「Aprint」

 『人気ソフトはここがすごい!』では、窓の杜ライブラリの収録ソフトから、窓の杜スタッフが定番ソフトをピックアップ。活用ポイントを踏まえつつ紹介します。

 今回は、無料で使える宛名印刷ソフト「Aprint」をご紹介。本ソフトはハガキや封筒だけでなくさまざまな用紙などに印刷できる点を特徴としています。

 宛名を印刷できる郵便物のサイズはハガキ、往復ハガキを含めて計19種類がプリセットされ、幅・長さを自由に設定したサイズも最大8種類まで登録可能。さらにラベルシート、のし袋・のし紙、郵便振替用紙への印刷にも対応し、生活のさまざまなシーンで利用できます。

豊富な封筒サイズから使用する大きさのものを選べる
のし紙などにも対応

 宛名情報はプレビューで確認しながら入力・編集できるうえ、プレビュー上から宛名の表示位置を調整できるのも特徴。[設定]タブ内の“書式”で封筒の向きや文字の向きを、“行属性”でフォントや文字色なども設定可能と、見栄えを整える機能が揃っています。

プレビューを表示しながら情報を入力でき、緑の枠をドラッグするなどの操作で印刷位置を調整できる
[設定]タブの“行属性”ではフォントの種類や大きさ、色などの設定が可能

 [ホーム]タブ内の“住所を検索”“郵便番号を検索”(初回利用時はデータのダウンロードが発生)をクリックすると、あらかじめ入力した住所または郵便番号から、入力していない側の情報を自動で入力してくれる便利な機能も搭載。

 さらに、ウィンドウの最上段にある[新規作成]ボタンをクリックして作成したCSVファイル(値をカンマで区切ったテキストファイル)に対し、[ホーム]タブ内の“追加”“上書き”を選択すれば、入力した宛先・差出情報を同ファイル内に保存可能です。何度も使う情報は保存しておけば、入力の手間を省けます。また、CSVファイルを「Excel」やテキストエディターで開き、宛先情報を追加・編集するのも効率的でしょう。

 なお、本ソフトがうまく動作しない場合は、「Aprintリセットツール for all Windows」を使うことをおすすめします。本ソフトを初期状態に戻す機能を備えたツールで、同ソフト作者のWebサイトにて配布されています。