いまさら聞けない?Windows 10のTips

第15回

表示される文字を大きくしてWindowsの画面を見やすくしたい

標準で125~150%ほどに拡大されている場合もある

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

“テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する”のスライダーバー

「設定」アプリの[システム]をクリックし、“ディスプレイのカスタマイズ”画面を表示。“テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する”のスライダーバーを左右に動かして倍率を設定する

 Windows 10では、画面の解像度はそのままに、表示される文字の大きさだけを大きくすることができる。画面の文字が小さくて見えづらいという場合は、サイズを大きくしておくといいだろう。

 解像度を低くして文字を大きくする方法と異なり、画面がぼやけた感じになることがないうえ、むしろ文字などの描画が緻密で美しくなる効果もある。

 なお、フルHD以上の解像度の高いディスプレイが搭載されたノートパソコンやタブレットなどでは、標準で125~150%ほどに拡大されている場合もある。いろいろな設定にして、どの倍率が見やすいかを比べてみるといいだろう。

 設定した倍率を適用するには、サインアウトが必要になる場合もある。スタートメニューのユーザーアイコンをクリックして、いったんサインアウトし、もう一度、サインインすると設定した倍率で画面が表示される。