いまさら聞けない?Windows 10のTips

第30回

別にウィンドウを整列させたいわけじゃない! 使わないならスナップを無効にしてしまおう

「設定」の[マルチタスク]でスナップ操作のオン/オフを変更できる

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

「設定」の[マルチタスク]で設定を変更

 使わないウィンドウをデスクトップの端に寄せておこうと、タスクバーをドラッグして移動しただけなのに、全画面化されたり、画面半分のサイズで左右に整列させられてしまう……。

 ディスプレイも大型化され、解像度も高くなった現代のPCでは、必ずしもスナップを使わなくてもデスクトップ上に複数ウィンドウを並べて作業することができるうえ、Windows 10なら仮想デスクトップを活用してデスクトップを有効活用することもできるので、1画面に複数ウィンドウを無理に整列させる必要性もあまりなくなりつつある。

 このため、あまり使わないなら、誤操作の原因にもなるスナップは無効化してしまうのも1つの手だ。

「設定」の[システム]にある[マルチタスク]でスナップの各動作のオン/オフを切り替えることができる