いまさら聞けない?Windows 10のTips

第35回

マウスやヘッドセットだけじゃなくiPhoneも! Bluetoothで機器をつなぐ方法

iPhoneなどのスマホでテザリングし、PCをネットに接続できる

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

PCにBluetooth機器をつなぐ方法

 マウスによっては専用のUSBレシーバーが付属している場合もあるが、汎用的なBluetoothマウスを購入した場合、パソコンで使えるようにするには「ペアリング」という操作が必要だ。

 マウス側の操作は機種によって違うので取扱説明書を参照する必要はあるが、一般的には底面などに配置されているボタンを長押しすることでペアリングモードに移行。

 ランプが点滅するなどペアリングモードになっている一定時間内に、Windows 10の「設定」にある[デバイス]-[Bluetooth]からペアリングを実行する。

「設定」の[デバイス]にある[Bluetooth]を開き、自動的に検出されたマウスを選択し、「ペアリング」ボタンをクリック

 ヘッドセットなども同じ方法でペアリングできるが、キーボードなどではペアリング時にパスコードの入力が必要だったり、iPhoneなどのスマートフォンではパソコンとスマートフォンの両方に同じ数字が表示されていることを確認してペアリングを許可する必要がある。

画面に表示されたパスコードを入力したり、同じかどうかを確認して許可する

 なお、iPhoneなどのスマートフォンをBluetoothで接続した場合、スマートフォンの通信機能を利用してパソコンからインターネット接続するテザリングをBluetooth経由で利用することができる。

 iPhoneの場合、Bluetoothでペアリング後、「設定」の[インターネット共有]をオンに設定。

 その後、Windows 10側でパーソナルエリアネットワークに接続し、アクセスポイントを指定してiPhoneに接続すると通信が可能になる。

通知領域に表示されているBluetoothアイコンをクリックして[パーソナルエリアネットワークへ接続]をクリック。表示されたiPhoneを選択し、メニューの[接続方法]で[アクセスポイント]を選ぶとiPhoneからテザリングが可能になる