いまさら聞けないWindows 10のTips

第136回

よく使うフォルダーを次々と新規ウィンドウで開きたい! タスクバーのクイックアクセスを活用しよう

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

タスクバー上にあるエクスプローラーアイコンからよく使うフォルダーを開く

 普段、PCでWebページを閲覧する時、“お気に入り”からページを開くという人も少なくないことでしょう。

 そんな“お気に入り”と同じように、よく使うフォルダーを登録しておいてすばやく表示できるのがエクスプローラーの“クイックアクセス”ですが、この機能はエクスプローラーを起動していない状態でも使えることをご存知でしたか?

 使い方は簡単で、タスクバーにあるエクスプローラーのアイコンを右クリックするだけ。

 最近使ったファイルやフォルダーに加えて、[固定済み]という項目にクイックアクセスにピン留めしたフォルダーが表示されます。

 “タスクバーを右クリック”→“開きたいフォルダーをクリック”という2手順なので、エクスプローラーを起動してからクイックアクセスをクリックしても同じですが、この方法が効くのは、よく使う複数のフォルダーを次々に開きたい時。

 右クリックして“フォルダー1”を開き、続けて右クリックして“フォルダー2”、さらに右クリックして“フォルダー3”と、よく使うフォルダーを次々に新しいウィンドウで開くことができます。

 いくつかのフォルダーを同時に表示して作業したい時に活用してみましょう。

タスクバーのエクスプローラーアイコンを右クリックすると、[固定済み]の項目にクイックアクセスにピン留めしたフォルダーが表示される。複数フォルダーを新規ウィンドウで次々と開きたい時に便利