いまさら聞けないWindows 10のTips

第154回

アプリに音量設定機能がない? 音量ミキサーでアプリごとに調整しよう

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

音量ミキサーでアプリごとに音量を調整

 最近では、YouTubeなどのWebサービスでも、サービス側の機能として音量調整ができるようになっているのが当たり前ですが、Windowsストアなどからダウンロードしたアプリの中には、まれにアプリ側に音量調整機能が搭載されていないものもあります。

 もちろん、通知領域のスピーカーアイコンを使って音量を調整すればいいのですが、この設定はアプリだけでなく、全体の設定に関連するので、システムの音量や他のアプリの音も一緒に調整されてしまいます。

 システム音量などは今のままで、アプリの音だけ小さくしたいという場合は、音量ミキサーを活用しましょう。

 アプリごとに音量を調整できるので、特定のアプリの音量を好みのレベルに調整できます。

 ただし、最大音量はデバイスの音量に依存するので、特定のアプリの音量をデバイス音量以上に大きくすることはできません。また、アプリによっては、音量設定を記憶できないため、次回起動時は元の音量に戻ってしまうこともあります。一時的に特定のアプリの音量を小さくしたい時に活用するといいでしょう。

通知領域のスピーカーアイコンを右クリックして[音量ミキサーを開く]を選択。一覧から設定したいアプリを選び音量を調整する