マンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」にアンシャープマスクが追加

「メディバンペイント Pro」v19.0

　（株）MediBangは9月27日、マンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」の最新版v19.0を公開した。本バージョンではアンシャープマスクフィルターが新たに導入されている。

　アンシャープマスクフィルターは、あらかじめ定めた閾値に基づきピクセルの異なる部分を検出し、隣接部分とのコントラスト差を高めるフィルター。被写体のエッジを強調し、画像をシャープに見せる効果があり、メリハリのある画像が得られる。「メディバンペイント Pro」の場合［フィルター］－［アンシャープマスク］メニューから利用可能で、どの範囲までシャープにするか（半径）とコントラストの増加量（適用量）をスライダーで調節できる。

　そのほかにも、キャンバスサイズを変更する際、幅と高さを入れ替えられるようになった。また、ビットマップブラシの最小間隔が5％から2％に、マスクレイヤーとステンシルレイヤーをレイヤーウィンドウから追加できるようになるなど、細部の調整や軽微な不具合修正が施されている。

　「メディバンペイント Pro」はWindows/Macに対応するクロスプラットフォームアプリ。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/8.1/10をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能だ。